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2021/09/21 07:00  | 米国 |  コメント(0)

AUKUSの設立


英米豪、新たな安全保障の枠組みを構築 中国に対抗(9月16日付BBC)
フランスの外相、米豪は「うそつき」だと批判 新たな安保枠組み(9月19日付BBC)

米英豪の3首脳(バイデン大統領、ボリス・ジョンソン首相、スコット・モリソン首相)が「インド太平洋地域における外交・安全保障・防衛協力の深化」を目的とした3か国間の安全保障パートナーシップ「AUKUS(オーカス)」の設立を発表しました。

3か国の取り組みとして、まず豪州の原潜開発を米英が支援。豪州はフランスの企業の進めてきた開発事業は中止すると発表しました。そして、サイバー、AI、量子技術、水中活動に焦点をあてるとしています。

これに対し、フランスは激怒。ちょうど米独立戦争での米国の独立を支援したフランス軍の海上戦から240年を記念したイベントが大使館などで開催される予定でしたが、中止に。ルドリアン外相は「米国の乱暴で一方的で予測不能な振る舞いはトランプ氏と同じようなものだ」と厳しく非難。そして駐米・駐豪大使の召喚という異例の措置に及びました。

中国は、軍拡競争を加速させる、無責任で偏狭な試みであると非難。日米豪印(クアッド)の初の対面式首脳会合の直前で、EUのインド太平洋戦略の発表に重なるタイミング、さらに直後に中国がTPP加入を申請するという展開になりました。

突然の大型の安保パートナーシップの発表は、こうした一連の動きとともに、大きな波紋を呼んでいます。AUKUSの意義や各国の思惑、今後のポイントについて解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。

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AUKUSの設立
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●米国の対中戦略
●豪州と英国の思惑
●フランスの怒り

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あとがき
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AUKUSの共同発表において、バイデン大統領が「サンキューボリス」と言った後、モリソン首相の名前を思い出せず、「あのDown Underの人」に感謝したいと述べました。「Down Under」は「豪州」を意味するスラングです。

北半球から見ると豪州は一番下の方にあるからこのように呼ぶのですが、かなりくだけた表現で、こういうフォーマルな場で使うのはちょっと驚きです。こういう風にサクッと言うのがバイデンらしいですね・・。

それにしてもDown Underと聞いて思い出すのはMen At Workの歌。80年代に洋楽を聞いていた人たちにはおなじみの名曲ですが、これは豪州人が自分たちをネタのようにして歌った作品でした。タイトルだけでその意図が分かりますが、歌詞も面白いので、チェックしてみると良いと思います。

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