2021/07/05 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(7/4~7/10)中国共産党100周年、アリゾナ州法の最高裁判決、トランプ・オーガニゼーション起訴、米独立記念日、G20財務相・中銀総裁会議
雨が多い一週間でしたね。週末には朝の気温も下がりました。今週も雨が続く模様。ようやく梅雨らしくなったという気もしますが、体調に気をつけないといけないですね。
熱海の土石流の光景には驚きました。被害が最小限にとどまり、一刻も早く回復することをお祈りします。
昨日は東京都議選でした。投票日の前日に永田町ディープスロートさんが詳細に見どころを書かれていたので、私もいつもより熱意をもって投票に臨むことができました(笑)。選挙後の解説も楽しみです。
今年は衆院選が予定されていますが、永田町さんはメルマガで、重要な選挙区を取り上げながら、プロならではの考察を惜しげもなく披露しています。私も大いに勉強させてもらっています。選挙に向けて日本の政治の理解を深めたい方は、ぜひ登録してみてください。
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先週の動き
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6/26(土)
・トランプ前大統領がオハイオ州ウェリントンで大規模な政治集会
・英国のハンコック保健相が新型コロナウイルス対策の違反を理由に辞任
6/27(日)
・ バイデン大統領が1.2兆ドル規模のインフラ計画の超党派の合意について米国家族計画と同時に可決しなければ法案への署名を拒否するとした発言を撤回
・米軍がシリアとイラクの国境地帯にある親イラン武装勢力「カタイブ・ヒズボラ」等の施設3か所を空爆
・米・イスラエル外相会談(ローマ)
・香港警察が香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)の馮偉光元主筆を香港国家安全維持法違反の容疑で逮捕
・イランのガリバフ国会議長が6月24日に期限が到来したIAEAの暫定的な核査察の受け入れの合意は失効し、原子力施設に設置している監視カメラのデータや画像をIAEAに渡さないと発言
・フランス統一地方選の決選投票(共和国前進(REM)と国民連合(RN)が大敗、緑の党が躍進)
6/28(月)
・バイデン大統領とイスラエルのリブリン大統領が会談(ワシントンDC)
・G20外相会合(イタリア・マテラ、~29日)
・中ロ首脳会談(習近平国家主席)(オンライン)
・スウェーデンのロベーン首相が辞任を表明
・エチオピア連邦政府がティグレ州で「一方的な停戦」を宣言
・中山副防衛相がハドソン研究所のオンライン講演で「中国による台湾への圧力に対し、目を覚まし民主主義国家として対話を守る必要がある」と発言
6/29(火)
・バイデン大統領がウィスコンシン州ラクロスを訪問(インフラ計画について演説)
・日米外相会談(マテラ)
・中国の「七一勲章」の授与式(習近平国家主席が中国共産党員29人に勲章授与)
・北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会の政治局拡大会議(金正恩総書記が新型コロナウイルス対策を担当する政治局常務委員らを叱責して更迭)(平壌)
・イスラエルのラピド外相がUAEを訪問(~30日)
・ドイツ軍のアフガン撤退が完了
・南アフリカの憲法裁判所がズマ前大統領に法廷侮辱罪で禁錮15月の有罪判決
6/30(水)
・米台の貿易投資枠組み協定(TIFA)に基づく協議(オンライン)
・米下院が連邦議会議事堂襲撃事件の特別調査委員会を下院に設置する決議案を可決
・アマゾンが米連邦取引委員会(FTC)に対しカーン委員長を同社の独禁調査等から除外するよう要求
・フロリダ州北部地区連邦地裁がSNS企業による政治家排除を禁止した同州の法律は違憲との判断
・NYマンハッタン地区の大陪審がトランプ・オーガニゼーションとワイセルバーグCFOを脱税等の容疑で起訴
・トランプ前大統領とテキサス州のアボット知事がメキシコとの国境を視察
・ラムズフェルド元国防長官が死去
・中国が北西部の砂漠地帯にICBMの地下格納庫とみられる119の施設を建設しているとワシントン・ポストが報道
・ロシアのプーチン大統領と国民とのテレビ対話
7/1(木)
・バイデン大統領がフロリダ州マイアミ近郊の崩落したマンションを訪問
・ガーランド司法長官が連邦法に基づく死刑執行の停止を指示
・米連邦最高裁がアリゾナ州の指定投票所以外での投票や第三者による票の回収を規制する州法は投票権法に違反せず合法と判断
・トランプ前大統領の広報担当を務めたジェイソン・ミラーがSNS「GETTR」を開設
・中国共産党創立100周年記念式典(習近平国家主席が演説)(北京)
・香港返還24周年
・フランスの検察が新疆ウイグル自治区での人権侵害への関与の疑いでファーストリテイリングを含む4社への捜査を始めたとの報道
・OECDの事務レベル協議(国際的な法人税課税について大枠合意)(オンライン)
・OPEC総会(オンライン)
7/2(金)
・米財務省がイランの大量破壊兵器に関与した疑いのあったイラン人3人への制裁を解除
・アフガン駐留米軍がバグラム空軍基地から撤収したとアフガン国防省が発表
・中国サイバースペース管理局が配車アプリ最大手の滴滴出行(ディディ)に対し「インターネット安全法」に基づきサイバーセキュリティの審査を始めたと発表
・太平洋・島サミット(オンライン)
・OPECプラス閣僚会議(オンライン)
●中国共産党100周年
中国共産党創立100周年記念式典が北京の天安門広場で開催され、習近平国家主席が7万人以上の観衆を前に演説を行いました。
習近平は、21年までに「小康社会」を実現するという100年目の第1目標を達成したと宣言。これから49年の中華人民共和国建国100周年までに「社会主義現代化強国」を実現するという第2目標に向けて邁進すると強調しました。
記念式典では軍用機の編隊飛行や国旗護衛隊の行進、愛国的な歌曲の演奏などのセレモニーも行われました。6月28日には北京の国家スタジアムで「偉大征程(偉大な旅)」と題されたパフォーマンスイベントも開催されています。
今回の記念式典と習近平の演説のポイントについて、明日解説します。
●アリゾナ州の投票規則強化を合法とする連邦最高裁判決
米連邦最高裁が、アリゾナ州の指定投票所以外での投票や第三者による票の回収を規制する州法は、選挙に関する人種差別を禁止した投票権法に違反せず合法であると判断しました。判決は6対3で、保守派のアリート(判決文作成)、ロバーツ、トーマス、ゴーサッチ、カバノー、バレットが支持、リベラルのケーガン(反対意見作成)、ブライヤー、ソトマイヨールが反対しました。
バイデン大統領は失望の意を表明。投票権に対する攻撃であり、民主主義を守るためにさらなる立法が必要であることが分かったと述べました。
今回の判決は来年の中間選挙をはじめとする今後の選挙に相当の影響を与える可能性があります。ポイントを解説します(※メルマガで解説)。
●トランプ・オーガニゼーションの起訴
NYマンハッタン地区の大陪審がトランプ・オーガニゼーションとワイセルバーグCFOを脱税等の容疑で起訴しました。トランプ前大統領は起訴の対象には含まれませんでした。コメントを述べます(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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(※米独立記念日、G20財務相・中銀総裁会議など。メルマガで解説)
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あとがき
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■ ラムズフェルド元米国防長官、88歳で死去 イラク戦争など立案(7月1日付BBC)
ラムズフェルドがジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官だったとき、私はワシントンDCにいました。イラク戦争から米軍再編、普天間視察に至るまで色々な思い出があります(※ここから先はメルマガで述べます)。
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