2015/05/01 00:00 | 東南アジア | コメント(4)
シンガポール、ジャカルタ
先週はバンコクからシンガポールに入り、週末からジャカルタに来ています。
シンガポールは、よく言われるように、人と情報が集まるところです。ここに来ると、そうした環境を作るために国を挙げて努力していることを実感します。
特に人材育成に対する取り組みが凄い。ここで生きることが幸せなのかは分からないですが、少なくとも教育環境の充実に関しては、感銘を受けるというか、日本ももっと何とかならないものかと思います。
ジャカルタは、ショッピングモールに象徴される内需拡大の動きが目を引きます。バンコクもそうでしたが、中間所得層の成長が大量消費を導きつつあります。社会の変革期にあるのでしょう。
景気の停滞もあり、まだ内需の振興は本格化していませんが、中間所得層の台頭とその動向がこれからのASEAN先進国を見る上で重要なポイントとなります。
こうした社会の変化も意識しながら、政治経済の動きを説明してみたいと思います。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
4 comments on “シンガポール、ジャカルタ”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
シンガポール・・
日本より葉巻安いんだな・・土産催促してるのではありません・・(笑
ラッフルズ・ホテル特製のも悪くありませんよ・・同じくシェリーやポートも・・
催促でも暗示でもありません・・
ZEROの携帯葉巻ケース・・あると便利ですよ・・ケースか葉巻二箱か・・散々悩んで・・葉巻・・煙に消えた・・・(笑
テーマから離れますが、最近、興味深いことが…
ある日本の特定のメーカーの黒板に書くチョーク(羽衣)に大量発注が。実にチョーク1t。最大の発注元は、フィールズ賞を受賞したスタンフォード大学の数学教授。他の数学教授も同様。理由は、そのメーカーが後継者不在で3/20で廃業するから。
実は、スタンフォードの数学を支えていたのは、日本のチョークメーカーだった。アメ製も含め、そのメーカー以外のチョークは、折れる、薄い、滑らかでない。チョークが折れると、数学思考が、そこで止まり最初からやり直し。紙とボールペンでは為し得ないことが、黒板では出来ると。
因みに、日本の義務教育は8割が、タブレットに移行。んで、チョーク需要減少~チョーク屋が廃業。羽衣チョークは、韓国に買収された。
日本のチョークの話はある程度知っていました。スタンフォードの数学教授が1トンも買い占めたことは知りませんでしたが、羽衣チョークが需要減少のため廃業したことは誠に残念なことであり、さらに慚愧に耐えないのはその事業をあのにっくき韓国に買収されたことであります。どこかの日本企業が文化遺産として保護することが出来なかったのか。こうして日本の優秀な技術が韓国にかすめ取られてゆくのです。
愛知県春日井市にある羽衣チョークですが、三台ある内二台は韓国に一台は名古屋市にある馬印チョークにいきました。韓国の有名塾講師でチョークの良さを知っていてアジアへ売り込みとのこと。馬印チョークは小さい会社なので誰かアドバイスして海外にうまく売り込めないですかね