2024/06/24 06:30 | メルマガ | コメント(0)
第252号 好調な米国株で進む偏重
今週は、米国の経済統計の中でも、特に米国経済を支える個人消費に絡む小売売上高、さらにユーロ相場にも密接に関わるスイス中銀の動き、さらに関係者の発言も相次いだ、日銀関連のアップデートも外せません。
まずは今週のラインナップから。
●先週のマーケット
・日銀7月利上げはある?!
●今週の米国経済統計(予想)
●先週の米国経済統計(結果)
●経済統計分析
1. 小売売上高5月
2. 米住宅に鈍化の気配
・住宅着工 5月
・住宅建設業者の景況感
・中古住宅販売件数 5月
3. 新規失業保険申請件数
4. スイス中銀の連続利下げ
5. 好調な米国株の偏重
●あとがき
それでは、まいりましょう。
週末の夕方、岸田首相が行った記者会見。
物価高対策として、5月使用分を最後に終了した電気・ガス料金の負担軽減策を「8月から3カ月間行う」として、補助を再開する方針を明らかにしました。ガソリンや灯油など燃油価格の抑制策は年内に限り継続。さらに、年金世帯や低所得者を対象に給付金を支給することを検討する考えとのこと。
とまぁ、物価高対策とは言っていますが、正直言って、支持率低いからバラマキ継続します!といっているとしか思えない。
そもそも、エネルギー価格高騰を背景にした負担軽減策を再開すると言っていますが、前回はロシアのウクライナ侵攻によりエネルギー価格高騰があったわけで、そんな状況ならまだしも、すでに原油もガスも常識的な範囲の値動きになっており、わざわざ補助金を出す理由ってあるんでしたっけ?
政府の補助金で価格を抑えれば、消費者物価は抑えられるかもしれないけど、同時にお金のバラマキを行っているも同然。そのツケは将来の増税・・・。現役世代が背負って貧しくなる未来が待っています。そして、輸入インフレによる物価高に補助金で対応してたら、円安が止まるとは思えない。ただ目先は補助金が出るので円安が生活を貧しくしているということに気づきづらいという悪循環。
ざっくりと考えてもこんな感じの物価高対策でホントに日本の将来は大丈夫でしょうか??
先日編集部からもお伝えしていた、岩手県は山田湾の瓶ウニ。発送が始まりました。
・大変お待たせしました!瓶うにお申込み開始です!!(6/17)
この瓶ウニの取り扱いを開始した10年ほど前には、こうしたスタイルは珍しかったものですが、近年市民権を得て、塩水ウニがこうした牛乳瓶で販売されることも多くなりました。
しかし、今年はその多くの瓶ウニ(一般の塩水ウニも含む)の出来が悪い。Saltの定点観測によれば、他所で見る瓶ウニは色が悪く、とにかく実が小さい。そこにきて、グッチーポストからお届けするのは、地元の生産者さんの選りすぐりの良いウニばかりをぎっしり瓶に詰めてお届けします。読者の皆様に例年通り、いや、例年以上のものをお届けしたいと、地元の皆さんが総力を結集して、選りのものをお届けしてくださいますので、ぜひご賞味ください。
各地で梅雨入りの声が聞こえてきました。しかし、能登半島ではいまだに被災者の方の生活再建は滞っており、大雨による警戒や高温多湿からくる衛生面の不安も絶えません。警報級の大雨などもあるようですので、くれぐれも安全に過ごしていただきたいと願うばかりです。
・令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について
今週も、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。6月最終週、皆様よい1週間をおすごしください!
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