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明けましておめでとうございます。 正月休みに孫たちがやってきた。おかげで賑やかにはなったがテレビは馬鹿丸出し番組ばかりを見せられる羽目になった。「彼は何」と出演者を聞くと「芸人」と孫は言うのだが、とても芸なんて呼べるようなものではない。「あんなものは芸とは言わない。たんなる馬鹿が馬鹿なことをしているだけ。お前も馬鹿になるぞ」といくら脅しても馬耳東風、こちらが薦める番組には目もくれない。家だけかと思ったらどこも似たようなものらしい。世のじーさんたちの憂いがまた深まるのだろう。残念だが我が家の行く末も見えてきた。 そう言えば大騒ぎになった賞味期限もそうだ。いつの間にか日本人は他人任せになった…
[ 2010/01/08 17:08 ] コメント(2)
天皇陛下ご即位から20年、お気の毒に陛下のご期待に反しこの20年間は日本は「坂の上の雲」どころか、「坂の下の池」へとじりじり下がってきた。小沢式に勝手に陛下のご心境を忖度すれば「民は何をしているのだ」と、かなりご不満を募らせているのではないだろうか。 昭和天皇が崩御された時に「文芸春秋」で、国際大学の宮尾教授と「諒闇不況が来る」という対談をしたことがある。若い人はご存じないだろうが、戦前はいまキャリヤーといわれている官僚は勅任官であり天皇の官僚だった。したがって自分が、もし汚職などはしたない行為をすれば、それは天皇陛下に恥をかかせる結果となる。だから清貧に甘んじても国家のために働くのが官…
[ 2009/12/26 11:55 ] コメント(7)
「後悔先に立たず」というが自民党のあまりの不甲斐無さに失望し、深くも考えず半ば条件反射的に民主党に票を投じた有権者が、いまひしひしと感じている言葉だろう。 それにしても変なことばかりやってくれるものだ。「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」と言われて育ち、その後市場に身を投じている立場からすれば、いまの鳩山さんの言動は金融庁に何回も捕まるのではないか。 市場には[MY WORD IS MY BOND]という言葉があるが、これは一旦自分の口から出た言葉の責任は自分が取るということであり、取引の多くが電話など口頭で行われる市場では言葉がすべて。 相手の言葉だけで巨額な取引を瞬時に行わなければなら…
[ 2009/12/19 14:09 ] コメント(10)
時として使われ方が気にいらないし大いに気になる言葉がある。さしずめいま最も気に入らないのは「〜させていただきまして」というへりくだった言い方である。ちんぴらタレントが「番組に出さしていただいて」という下手な日本語ならまだいいが、政治家までがそんな言葉を使うのは何かおかしいのではないか。 「おかげ様で選挙に勝つことが出来ました」が正しい言い方のはずだが「勝たせていただきまして」なんてやっているから地元の選挙民の目線ばかりが気になって、肝心な国の利益や国策が疎かになってしまう。 政治家には「ポリティシャン」と「ステージマン」の二通りあるが、本来国会議員は地元の利益よりは国の利益を優先する「ス…
[ 2009/12/11 11:30 ] コメント(7)
やっと日経平均が1万円台を回復してきた。それでもまだ時価総額は300兆円、20年前の半分でしかない。バブルは潰せ、金持ちの足は引っ張れ、格差は是正しろと20年かけてやってきたおかげで日本の富は株だけで半分、土地も多分まだ20年前の半分だろう。 その20年前中国はまだ人民服を着て自転車の洪水、株式市場もマンションも無かったのだからえらい違いである。4000年も昔から親は子供に「金持ちになれ」と教育し、自分の代で駄目なら子供、それも駄目なら孫といった具合にタダひたすら金を求めるしぶとさがある。 そのしぶとさを「中華思想」というひともいるが、身内しか信じないし、政府など全く当てにしなかった中国…
[ 2009/12/07 11:15 ] コメント(2)
1999年に「悲劇は起こりつつあるかもしれない」(ダイヤモンド社)というタイトルの翻訳本を出した。原題は[JAPANESE CHALLENGES FOR THE 21CENTURY]、著者はJAPAN WATCHERとして知られていたDAVID ASHER、この彼が当時の日本を評してまとめたのが「5つのD」、デフレ、デット(負債)、デフオルト(債務不履行)、デレギュレーション(規制緩和)そしてデモグラフイ(少子高齢化)だった。 未踏の時代に入った日本経済はこの5つのDをどう克服していくかを提案したレポートを翻訳したのだが、また再びこの悪夢のような"D“の字が甦ってきたようだ。それも今回は国…
[ 2009/11/27 16:19 ] コメント(8)
「鶏と馬鹿は風邪ひかぬ」という言葉を子供のころから何故か勝手に信じていて、自分はインフルエンザなど関係ないと勝手に気儘にここまで無事にやってきたが遂に悪運も尽きたのか、積年のツケが一気にきたのか、今年は何とも酷い目にあっている。39度を超える熱などこれまで経験してないからか、発熱していることに気がつかず、何だか足元がおかしいなと思ったときには手遅れで、顔面からつんのめり転倒した。それもこともあろうに新橋駅という間の悪さ。親切な人に助けられてやっとフラフラと立ち上がるという何ともしまらぬ次第となって、しばらくおとなしく臥せっていたが、その間にもわが日本は何だか酷いことになってきつつあるようだ。…
[ 2009/11/20 13:20 ] コメント(12)
森繁さんが亡くなった。彼も満州からの引揚者である。悲惨な体験をしたためしばらくは満州を訪ねる気にもなれなかったとか。その森繁さんも亡くなったいま、愛国心とは何だろうと、改めて昔を振り返りながら考えてみた。10歳の時に命からがらやっとたどり着き引き揚げ船の待つコロ島で、その引き揚げ船の船尾に翻っていた日章旗をみて、これで国へ帰れると子供心に帰る国のあるありがたさを感じたものだ。ところが恋焦がれて帰ってきたはずの日本がいまはどうもおかしい。 もし敗戦時の日本がナチスのような政府だったりソ連に占領されていたりしていたら、あのまま異国の中国から帰れなかったかもしれない。あのころのユダヤ人の多くは逃…
[ 2009/11/15 23:06 ] コメント(14)
バフェット氏は日本で言えばもうとうの昔に「後期高齢者」なのだが、依然として元気一杯、去年のリーマンショックにはすかさずゴールドマンとGEに投資し、ご案内の方も多いと思うが大きな成果をあげた。 それ以前にもいち早く中国のペトロチャイナや電気自動車の会社に投資して大儲けしたし、とても後期高齢者どころの話ではない。あまり年は違わないのに(彼のほうが5歳年上)、なぜかくも大きな差になったのか、同じようにアメリカで生まれたとしても同じような生き方が出来たか、といった他愛もないことを時々考えてみたりしているが、結局彼のようにはなれないにしても、せめて彼の考え方や人生哲学を書いてみたり話してみたりしか能…
[ 2009/11/06 20:12 ] コメント(5)
誰の言葉だったかこのごろ物忘れが酷くなって忘れたが、若いころ「金銭にも権力にも名誉にも関心のない人間ほど扱いにくい人間は無い」という言葉に触れ、折角の人生思う存分生きて「アー面白かった」と棺桶の蓋を閉めたいと思っていただけに「これだ!」と痛く共鳴した覚えがある。 もちろん人生が思うようにうまく行ったわけではないが、何とか阿ねずそれなりに面白く過ごしてくることが出来たのは有難いと考えているのだが、一方で自分とは年は同じでも全く反対の生き方をする人間もいるものだと、呆気に取られたのがあの亀井大臣である。 自民党時代には権力の絶頂にたち、一時は自民党の亀井さんの部屋の前には立錐の余地も無いほど…
[ 2009/10/31 11:34 ] コメント(9)
三原淳雄言いたい放題
略 歴 1937年 大分県出身(満州国生まれ) 1955年 県立大分舞鶴高校卒業 1959年 九州大学経済学部卒業 1959年 日興證券入社 1970年 ノースウエスタン大学経営大学院留学(企業派遣) 1971年 スイス銀行チューリッヒ支店勤務(日興證券から) 1972年 日興證券ニューヨーク支店勤務 1974年 日興證券ロスアンジェルス支店長 1976年 日興證券退社 1980年 三原淳雄事務所(株式会社 インパルス)設立 経済評論家として活動を開始する 1999年 東証ペンクラブより永年証券界の為に尽くした功績により東証ペン文化賞で表彰される 2011年 2月8日、急性肺炎のため神奈川県茅ケ崎市の病院で死去。73歳没 役 職 社団法人 日本商品投資販売業協会 理事 東海東京調査センター 理事 日本IFA協会(NPO)理事長 大阪経済大学大学院 客員教授
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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