2010/09/17 17:09 | 言いたい放題 | コメント(6)
なめたらあかんぜよ
またNYタイムズのような反日的な外国のメディアを引用して「日本は怪しからん、国際協調性に欠ける」なんて記事も見たが、円高の良し悪しを論じるならともかく、何でもすぐ外国の意見を気にするのはもう止めたいものだ。日本は自国の利益を突っ張ればいい。
どこの国だって他国のことなど構っちゃいないし、外国と仲良くするのも自国の利益を考えてのことである。外国も市場も仲良しクラブではない。プラザ合意前後の騒ぎをもう忘れたのだろうか。あの時日本は外国から円の切り上げを迫られ、国際協調という美名のもとで無理やり円高を容認させられ、またブラックマンデーの世界同時株式市場の大暴落時には、最後の拠りどころ(ラストリゾート)だから低金利、円高を続けろと外国から強要され、利上げすらままならずに、その後のバブルの原因を作ったのも、外国の評判を気にし圧力に負け自らの国益を二の次にしたからである。
いまになって外国のメディアは日本を散々非難しているようだが、これまで散々自国のエゴを剥き出しにした過去のことなど、ケロっと忘れるという都合のいい健忘症にかかっているのだろう。
いまこそ「日本は最後まで辛抱するが、怒らせたら恐いぞ」と世界に示すチャンスにするべきだ。
尖閣列島の漁船の件は珍しく日本もよくやっている。自分は勝手に潜水艦や測量船を日本の目の前に堂々と浮かべているくせに、たかが漁船ごときで反日デモの嵐とは余りにも勝手だろう。もっともそれが中国人なのだが。
今度もチンケな漁船に航海侵犯をさせ、日本の出方を探りに来たのだろう。
これまでソ連やロシアが日本の漁船にどんなことをしたかわが身を振り返ってみてはどうだ。その責任は好き勝手に李承晩ラインなど作り、漁船をどんどん捕まえた韓国の例もある。
竹島問題もそのころの名残りである。
それもこれも憲法で「他国民の信義を重んじ、武装を放棄する」なんて言っているから、なめまくられるのである。戦後もう70年近くになる、国益に沿った憲法に変えてもいいのではないか。
どこの国も自国の利益の前には信義なんて重んじるわけはない。不可侵条約を踏みにじったソ連が好例である。国益より私益を大事にし、パブリックの利益より私益を優先し「ごね得」なる言葉が市民権を得ているこれまでの日本がおかしいのである。(ごね得は英語になかなか訳し難いし、説明するのに苦労した覚えがある)外国から何と言われようと、それが日本国民の利益になるのなら、そして国際法上問題がないのなら堂々と突っ張ることだ。
その意味で是非はともかく今回の介入は、国家の意思を表示したという点で経済的な損得以上に大いに評価するに値するだろう。もともとNYタイムズなどは反日的だし、人気失速中のオバマ大統領一派にしてみれば叩き易い相手と思っているだろうから、たまには「やる時はやるよ」という気概を見せるのは国益に沿っている。
少なくとも日本円を玩具にしていた投機筋にとっては肝の冷えた瞬間だっただろう。お灸を据えたのもいいことだ。
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6 comments on “なめたらあかんぜよ”
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その台詞は・・
妖艶な着物姿の・・姉御が・・斜めに言って・・凄み・・
篭脱け常習犯・・と見えないでもない・・コンビじゃ・・軒下三寸・・漫才・・
日銀総裁も・・
記者会見では・・サングラス・・腕にはダイヤのローレックス・・ローマ皇帝の指輪・・金の入れ歯・・
演出すれば・・凄みが出る・・経済ヤクザ・・G8でも尊敬される・・
しかし
トップが・・
場末で・・見られる・・ヒモ的雰囲気・・
萎える・・か・・・
今更・・世界に通じる・・軍事力・?・・
北さんを・・傭兵に・!・・カルタゴ・!!・・・
少なからず物質的には豊かになった日本ですが。政治家はというと内政も外交も軍事まで利権誘導や土産に頼り、本来それらは国際協調やましてや美徳や品格などという言葉で美化できる代物ではなく。選ぶ側の国民もその恩恵を迷うことなく享受し、傲慢にも平和や豊かさを労せず得ることを当たり前の権利だと錯覚しながら、政治の劣化は黙認されてきたのだと思います。どちらの責任かと思いを巡らせても「政治が悪い!」「いや、選んだ国民が悪い!」「卵が先だ!」「いや、鶏が先だ!」と水掛け論になるばかりで埒は明きませんので、ここは一つ選ばれる政治家も選ぶ国民も謙虚になり、「〜が悪い!」は禁句ということにして、お互いに自らの非を認め、真実を見極める為の冷静さを取り戻す作業が必要ではないでしょうか。
どちらかと言うと日本人は蟻的人種のイメージですが、政治的にはキリギリスであったのではないかと思います。これから長い年月を掛け、日本人は多くの落胆と後悔を繰り返しながら学び成長していくのではないでしょうか。今の惨状も、まだまだ序の口であるのかもしれません。
まったくその通り。
御大が仰る通りである。
中国よ、おまんら舐めたらいくぜよ。
最優先すべきは、日本と日本国民の国益です。 他国への配慮も必要ですが、あくまでも、日本の国益にかなっているかどうかを踏まえてのこと。 人類みな兄弟という、国境がない世界は確かに理想だとは思いますが、それが実現できる情況にないのが現実だと思います。
日本ほど、文化が高度に洗練され、精神性の深い国は世界にそうはないと思いますが、もし、利用されて都合のいいようにあしらわれるだけであるならば、国民ひとりひとりの閉塞感が増すだけですし、生存競争という観点から見れば、いずれ淘汰されてしまいます。 それでもよいという人なら、別の考えもあるかもしれませんが。 日本の良いところを保ちつつも、これまでのやり方から方向転換するタイミングに来ているように感じます。
中国の軍事行動の拡大も、日本の政治の混乱と空白につけこまれているからで、もしこれを看過すれば、手を変え品を変え、更に越境、拡大してくる可能性がありますし、北朝鮮も、日本人の常識が通用する相手ではありません。
軍事力の裏づけのない独立国家は、現実には ありえないと思います。 第二次世界大戦後、日本は、平和憲法と軍事力のバランスの上に平和を保ってきた、先進国の中でも稀有な国だと思いますが、独立国家としての日本と、日本の平和を守り続けるために、日本が同盟を強化する相手もおのずと明らかなので、政府もしっかりと行動してほしいです。
もちろんご存知だと思いますが、現行憲法で自衛行為を否定しているわけではありません。外交交渉のもつれや行き詰まりを戦争行為で解決することはしない、というだけのことです。実際に武装は放棄してませんよ。自衛隊をお忘れですか?
まして今回の騒ぎでは自衛権ではなく警察権の行使であり、現行の憲法でも十分対処できることを示したといえるでしょう。
自国の利益を追求すべし、という論旨はわかりますが、そこに改憲の話を混ぜ込んでくるのは違和感を感じます。憲法に、自国の利益を犠牲にせよなどとは書いてありませんよ。