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8月は日本にとってイベントが多い。戦争に負けたのも8月だし、ニクソンショックとして知られる円の変動相場の始まりも何故か8月15日。 日本にとって鬼門の月なのだろうか。今年は総選挙も行われる。鬼門の月ではなく将来への大きな転換の月に変わって欲しいものだ。 これまでの日本はおおむね殆んど同じ価値観でやってきた。貧しい時代は先進国に追いつき追い越せ、そのためには一生懸命働けばいい。そのうち必ず生活もよくなると信じて頑張り、事実奇跡とも思える高度成長もやってのけた。 世界が日本を驚異の目で見たのも当然である。こんな短時間でこれほど発展した国は世界史にも例を見ないはずである。 だが一方…
[ 2009/08/13 00:00 ] コメント(0)
敗戦から64年、負けるはずがないと信じ込まされていた国民は敗戦で大きな虚脱感に襲われ、厭なことは忘れるに限ると戦前のことは全て指導者のせいにして歴史から目を背け、アメリカ軍の持ち込んできたデモクラシーとやらを無邪気に信じこみ、言われるがままに憲法を作らされ、戦前の日本を全て否定し暗黒時代と位置づけて忘れてしまった。 その反省をそろそろしてもいいころだろう。戦前の日本にも大正時代には第一次大戦で戦勝国となりチンタオ(青島)やパラオなど南洋の島々を委託統治し、国内は大正デモクラシーで高等遊民などが出てきて文学や文芸、演劇もそれは華やかなものだったらしい。 フリー、フェァ、大正版グローバル…
[ 2009/08/06 00:00 ] コメント(0)
Ask what you can do for your country. いよいよ4年ぶりに選挙が始まった。各党マニフエスト(公約と何故言わないのだろう)とやらをせっせと出してきつつあるが、その多くは「分配」と「分捕り」。その尻拭いは誰がどうするのかが一向に見えない。もっぱら貰う金の話ばかりだが、そのため問題が矮小化しやすく、新聞やテレビは相変わらず政治評論家、学者、生半可なタレントにいい加減な耳障りのいいコメントを喋らせて政治をこき下ろしている しかしこれは天に向かって唾するのと同じことである。そんな政治家を前の選挙で選んだのは自分たちであり、いまになって「純ちゃんと叫んだ私がバカ…
[ 2009/07/31 00:00 ] コメント(0)
かねがね投票にも行かず政治家の悪口をいい、いざ自分に困ったことがおきると、今度は一転して国は何とかしろと,政治家に助けを求めるやつらのなんて多い国かとその後進性、幼稚性を憂えていたが、こんな連中にぜひ読ませなければと感じ入った記事にお目にかかった。(東京新聞7月23日朝刊 「一票の価値」) 国会議員選挙を判りやすく言えば「我々の払う税金の使い道を選ぶ人を選ぶ」ことであり、そのためには一体一票がいくらの価値なのかを知っておく必要がある。 この記事によれば一票はハイブリッド車一台分の約320万円にもなるのだそうだ。つまり毎年の国家予算は約80兆円、任期の4年分は320兆円。国民ひとり…
[ 2009/07/24 00:00 ] コメント(0)
市場はしばしば世相を写す鏡に譬えられるが、いまの東京市場を見ていると全くそうだなーと妙に納得したくなるのは悲しいことだ。 朝は前夜のNY市場の動きで上げたり下げたりでスタートし、その後今度はアジア市場の動向に左右されて動く姿を見ているとまるで日本の縮図そのものである。つまり全く自主性が見られない。よく国民の資質以上のリーダーは出てこないというが、政治がまったく機能していないのだから、相場がそれを反映したものになるのは当然だろう。 80年代の東京市場は世界の約4割ものシェアを持ち、日本の銀行の格付けはムーディズもSPもともにトリプルA、あわせて6Aを誇っていたものだ。そのため外国の市場…
[ 2009/07/16 00:00 ] コメント(0)
まだ息子が大学生だった20年以上も前のことだが「お父さんは生まれた国を間違えたみたいだね」といわれた覚えがある。小学校をアメリカで過ごした彼にとっても日本は何だか変な国と感じていたらしい。 その彼の目にはTVや雑誌などで親父の意見が大衆の意見とは違うたびに「あいつは金持ちの味方」とか「証券の肩ばかり持ちやがって怪しからん」と叩かれている姿が、アメリカとは大きく違っているように思えたらしい。 多様な価値観があって当たり前の国で育てば世論の中にも様々な声があって当たり前。その世論に竿差すとたちまちバッシングされる親父が可哀想に思えたのだろう。 もちろん戦前の満州生まれの身としてはそんな…
[ 2009/07/09 00:00 ] コメント(0)
ひところ新たなIT技術が世界を変える、大きなパラダイムのシフトが起きると、学者たちがパラダイムという言葉がしきりに使っていたことがある。この変化は同時にオールドエコノミーからニューエコノミーへと劇的な変化をもたらし、情報の変化によって世界は大きく変わるとされていたが、ITバブルと共にこの連中も消えてしまったが、今回は劇的に世界を変える本当の大パラダイムシフトが始まった。 人間は惰性の産物なので、どうしても過去の常識にとらわれ拘る。とくに日本の場合は戦後の発展が凄まじかっただけに、よき時代の思い出をいつまでも持ち続けているため、厳しい現状分析や将来見通しが悲観的であればあるほど目を背けがち…
[ 2009/07/03 00:00 ] コメント(0)
もう15年も前になるが1976年にフアンドマネージャーになって以後の13年間に基準価格を約25倍、運用資産を700倍にまで増やし投信業界の伝説となったピーター・リンチ氏にインタビユーするためボストンまで出かけた。 彼と会ったあとNYに戻りホテルで知人を待っていたところ、同じく人待ち顔の老婦人から「何処から何しにアメリカへ」と聞かれ「日本からピーター・リンチ氏に会いに来て、いま会ってきたところ」と答えたら「それは残念」との答えが返ってきた。残念のわけは「わたしの息子はあの人のおかげで息子は大学に行くことが出来た。会う前だったら私からのお礼を言って欲しかった」というのが残念の理由だった。 息子…
[ 2009/06/26 00:00 ] コメント(0)
ご存じない人の方が多いかもしれないがIFAという制度がある。 これはIndependent Financial Adviser のことで、金融機関には所属せず独立して顧客のために、資産運用のアドバイスをしたり注文を受けたり出来る。そのためじっくり相談したい投資家には歓迎されているようだが、あるIFAの人から非常に興味深い話を聞いた。 ご案内のように今回の金融危機によってバランスシートが劣化し、資本強化のために、いま金融機関は増資をしたり劣後債を発行したりしているが、なかでもこれまで全く証券には関心のなかったような人たちがそうした銀行の発行する劣後債に群がってきているとか。 金額も数千万…
[ 2009/06/18 00:00 ] コメント(0)
「シクラメンのかほり」や「愛燦燦」といった数々の名曲を作詞作曲している小椋佳君は40年前の留学仲間。 まだ1ドルが360円の時代であり外貨持ち出し制限(今となっては信じられないだろうが日本はまだ貧しかったのである)があり、留学生は1日10ドルしか割り当てが無く家柄や貧富など関係なくみんな等しく貧しい苦学生だった。 われわれも自分で留学などできるはずもなく、彼は銀行、こちらは証券と会社がスポンサーしてくれ、やっとのおもいでシカゴのノースウエスターン大の寮に這いこんだ。そこで隣の部屋にいたのがまだ小椋佳になる前、ただの銀行員の神田君だった。年齢はあちこち道草を食っていたわが身と違いエリートのあ…
[ 2009/06/11 00:00 ] コメント(0)
三原淳雄言いたい放題
略 歴 1937年 大分県出身(満州国生まれ) 1955年 県立大分舞鶴高校卒業 1959年 九州大学経済学部卒業 1959年 日興證券入社 1970年 ノースウエスタン大学経営大学院留学(企業派遣) 1971年 スイス銀行チューリッヒ支店勤務(日興證券から) 1972年 日興證券ニューヨーク支店勤務 1974年 日興證券ロスアンジェルス支店長 1976年 日興證券退社 1980年 三原淳雄事務所(株式会社 インパルス)設立 経済評論家として活動を開始する 1999年 東証ペンクラブより永年証券界の為に尽くした功績により東証ペン文化賞で表彰される 2011年 2月8日、急性肺炎のため神奈川県茅ケ崎市の病院で死去。73歳没 役 職 社団法人 日本商品投資販売業協会 理事 東海東京調査センター 理事 日本IFA協会(NPO)理事長 大阪経済大学大学院 客員教授
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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