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振替休日の今日は、定例物を2つ紹介します。17日に公表された日本の昨年10~12月期GDPと、19日に公表された内閣府月例経済報告です。
*********** 3四半期連続のプラス成長 ***********
10~12月期のGDPは、前期比+0.7%、年率+2.8%と3四半期続けてプラス成長となりました。寄与度は内需-0.1%、外需+0.7%と外需主導です。
内需では、民間最終消費支出が前期比+0.1%(寄与度+0.1%)と3四半期連続のプラス成長。このほか、設備投資が前期比+0.5%(寄与度+0.1%)、住宅投資が前期比+0.1%(寄与度+0.0%)、公的需要が前期比+0.1%(寄…
[ 2025/02/24 06:30 ] コメント(0)
こんにちは。Konanです。ぐっちーとは高校の同級生でした。その後、東京大学法学部を卒業し30年以上「公」の世界を歩みました。今は「民」で働く元官僚です。
ぐっちーに頼まれ、長年にわたりグッチーポストでブログを書いてきましたが、この度メルマガを始めることにしました。
初回のブログを掲載したのは2009年9月14日。民主党への政権交代が決まった直後でした。初回のタイトルは「初めまして、そして政権交代」です。2013年12月まで毎週225回にわたり掲載しましたが一旦休載。その後2018年8月に再開し現在に至ります。
ぐっちーにブログ執筆を頼まれたのは2009年半ば頃だったでしょうか。今は閉店…
[ 2022/02/10 06:30 ] コメント(1)
トランプ政権発足から今週でひと月。関税、移民、DOGE、恩赦、人事、ガザ、ウクライナ、国際機関等からの脱退など、1年分、あるいは2年分のことが起きた気がします。 JDさんやSaltさん、そして密かにファンになった奥山さんなど豪華な執筆陣が多角的に解説してくれますが、毎日マーケットの動きを見ていて、逆説的にトランプ不感症になり始めた印象を受けています。 トランプ大統領の政策のうち、とくに関税、移民、税制はマーケットに大きな影響を与えます。そして当初は、例えばカナダやメキシコへの関税賦課とその一時凍結のようなニュースにマーケットは敏感に反応しました。 しかし、余りにも追うものが多く、全容が見…
[ 2025/02/17 06:30 ] コメント(0)
もう2月ですね。今回は2週連続で日銀のことを書いた関係で後回しになった、IMF世界経済見通し(1月17日公表)と内閣府月例経済報告(1月23日公表)を遅ればせながら紹介します。 *********** まちまち、かつ不確実 *********** 世界経済見通しは年4回公表されます。4月と10月は分厚く本格的なもの、1月と7月は中間レビュー的なものです。今回1月号のタイトルはGlobal Growth: Divergent and Uncertain(世界成長:まちまち、かつ不確実)です。 今回は公表日が1月17日とトランプ大統領就任前だったことに意味があります。「見通しは公表日における…
[ 2025/02/03 06:30 ] コメント(0)
IMF世界経済見通しや内閣府月例経済は来週に後回しして、今回は2週連続で日銀について。23・24日に開催された金融政策決定会合を紹介します。利上げが決定され、政策金利は0.5%になりました。 *********** 日銀の景気判断は不変 *********** 今回のように展望レポートがある回(1月、4月、7月、10月)とない回(3月、6月、9月、12月)とでは分析の詳しさに違いがありますが、景気判断やリスク要因の指摘内容は前回から維持されました。 (現状) ・基調:一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している ・個人消費:物価上昇の影響などがみられるものの、緩やかな増加基調にある…
[ 2025/01/27 06:30 ] コメント(0)
今年の話題の最終回は日銀です。今週金融政策決定会合が開催されますので、その準備の意味もあります。 *********** 日銀の金融政策 *********** 現在0.25%の政策金利。年末は1%に届かず、0.75%と予想します。要は利上げ2回です。 当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、3つポイントがあります。 ・日本経済がどうなるか。今年の春闘でも高い賃上げが実現し、実質賃金が確りとプラスになれば、利上げ確率は高まります。他方、例えばトランプ政権の政策の影響などで景気に力強さが欠ける展開になれば、利上げは難しくなります。私は賃上げはそれなりに実現し、トランプの影響も日本には左程ないと…
[ 2025/01/20 06:30 ] コメント(0)
小噺・今年の話題の2回目は「日本の政治」を取り上げます。永田町さんに笑われること必至ですが。 *********** 日本の政治 *********** 政治家に以前のような気骨があれば、今年は政界再編が起きてもおかしくない年になるはずです。実際には、今の少数与党体制が続く公算が高いですが。 ・当面の最大のポイントは、来年度予算が上がるか否か。例年通りなら2月末衆議院通過が必須ですので、残された時間は多くありません。因みに、本予算が通らなければ暫定予算を組んでつなぐことが制度上は可能ですが、私は主計局的な財政のプロでないので、この点には立ち入りません。 ・予算を通すには、野党のどこかに…
[ 2025/01/13 06:30 ] コメント(0)
2025年スタートです。本年もよろしくお願いします。 手始めに、3週連続で「小噺・今年の話題」を執筆します。今回はトランプと世界経済、次回は日本の政治、3回目は日銀を取り上げます。その後は、日銀金融政策決定会合、内閣府月例経済報告、IMF世界経済見通しなど、例年通り続けていく予定です。 *********** トランプと世界経済 *********** Saltさん、JDさんと重なりますが、世界経済に直接関係する主な論点は関税、移民政策、減税です。 ・このうち実現性が読みやすいのは減税。拮抗しているとは言え上下両院とも共和党多数で、第1期トランプ減税の継続と法人減税が実現する可能性は大…
[ 2025/01/06 06:30 ] コメント(0)
今年もあと2日。今回は1週間遅れとなりましたが、20日に公表された内閣府月例経済報告を紹介します。景気判断は据え置かれました。 *********** 現状の基調判断は維持 *********** 現状の基調判断は維持されました。需要項目ごとの判断も不変です。 ・基調:景気は、一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している ・個人消費:一部に足踏みが残るものの、持ち直しの動きがみられる ・設備投資:持ち直しの動きがみられる ・住宅建設:おおむね横ばいとなっている ・公共投資:底堅く推移している ・輸出:おおむね横ばいとなっている *********** 先行きの判断も維持 ******…
[ 2024/12/30 06:30 ] コメント(0)
今回は18・19日に開催された日銀金融政策決定会合を紹介します。前回「利上げ無しに賭けるが、利上げの心構えも必要」と書きました。利上げが無かったどころか、植田総裁の不規則発言で円安が急激に進んだことは、皆さんご存知の通りです。 なお、同時に公表された「多角的レビュー」については、来年取り上げたいと思います。忘れていたら指摘ください。 *********** 日銀の景気判断は不変 *********** 今回のように展望レポートがない回(3月、6月、9月、12月)とある回(1月、4月、7月、10月)とでは分析の詳しさに違いがありますが、景気判断やリスク要因の指摘内容は前回から維持されました…
[ 2024/12/23 06:30 ] コメント(0)
19日に日銀が利上げに踏み切るか、意見が分かれています。利上げしない派が優勢で、私もどちらにお金を賭けるか問われれば、無しに賭けます。ただ、日銀も相当悩んでいると思います。利上げがあったとしても驚かない心構えが必要です。 理由は三つあります。 ・今般の短観では、雇用市場の逼迫が再確認されました。企業の物価見通しも崩れていません。 ・直前に行われるFOMCでは利下げが決定されると思います。ただ、来年に関し再利下げ見極めのようなスタンスが示されると、円安に振れる可能性があります。 ・日本の政局は危うい状況です。壁に関し123万円と178万円で自公と国民民主の間に大きな隔たりがあります。最後…
[ 2024/12/17 08:30 ] コメント(0)
先週は中山美穂さん逝去で思わず休載しました。実は伝説となった「毎度おさわがせします」第1話は見逃したのですが、第2話以降、39年来のファンでした。ご冥福をお祈りします。 今回は気を取り直して13日に公表された日銀短観を紹介します。余り特徴の無い内容でした。 *********** 製造業の業況感やや改善 *********** 業況判断は数字が大きいほど良く、「良い」「悪い」の回答が拮抗するとゼロ、マイナス幅の拡大は業況悪化を表します。以下の仕入価格・販売価格等も同じですが、理論的には-100(全社「悪い」と回答)から100(全社「良い」と回答)の間で数字が動き、0が拮抗点です。 最も…
[ 2024/12/16 06:30 ] コメント(0)
Konan新・CRUのひとり言
1961年生まれ ぐっちーと同じ高校を卒業し、東京大学法学部に入学。30年以上「公」の世界を歩んだ後、最近民間に転じた元官僚。今回の連載再スタートでは、日本経済に焦点を当て、内閣府や日銀の公表物の解説などを極力分かりやすく行いたいと思います。 著者とメルマガのご紹介 メルマガ配信登録
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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