2012/10/08 00:00 | by Konan | コメント(2)
Vol.161: 危ない話し(その1)
今回と次回は超ショートストーリーです。最近財界やマスコミ関係の方々と話す中で、「そんな危ない話しをしてはいけませんよ」とたしなめられた話しを紹介します。今回は、円高問題について話していた時のことです。
ある財界の方が「円高は困る。政府、日銀で何とかしてもらわないと」とご持論を述べられました。
私自身、この問題についてはぐっちー派なので、いろいろと反論を試みましたが、なかなか納得して頂けません。そこで次のように言いました。
「そこまでして円安にしたいなら、竹島に自衛隊を送り、戦争をしかければ良い。日本の地政学的なリスクがたちどころに全世界に知れ渡り、円が暴落するのではないか。」(その際はそう言いましたが、例えば「中国や台湾を追い払うため、自衛隊を尖閣諸島に送ればよい」という言い方も出来たかもしれません)。
その方は、「竹島問題については、多くの日本人が気持ちを押し殺して我慢している。そのような繊細な問題について、貴方のように軽々しい発言をすることは許されない」と私を強くたしなめました。私は「ということは、そこまでして円安を求めておられる訳ではないんですね」と捨て台詞を言い、その会話は終わりました(ちなみにその後は和やかに酒を酌み交わしました)。
次回も似たような話しを続けます。
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2 comments on “Vol.161: 危ない話し(その1)”
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あいつは・・
危ない・・
右翼だ・・
陰で流されるな・・
ホント・・危ない話・・・(笑)
危ない話かもしれませんね。 もしかすると私のコメントも、時折、ボーダーすれすれのことがあるのかもしれませんが、自分ではそのラインがどのあたりにあるのかわかりませんので、ぐっちーさんの判断にお任せして、加減はしながらも、自由に書かせていただいています。
以前、konanさんが書かれていたように、「尖閣」「北方領土」「竹島」は、それぞれの状況が違うので、対処の仕方も違ってきますよね。 国内メディアが、日本の安全保障と国益をどのように考えて報道しているのか。。。 そこにも注目しています。
では、ソフトな話題を。。。
東京駅丸の内駅舎の復原工事が完成したことを記念して行われた『東京駅プロジェクションマッピング』の映像も、めちゃくちゃカッコよかったですが、ニュージーランドのテカポ湖で撮影されたという『Mystic Sky』という超クールな映像をご紹介します。 雄大で幻想的な景観が音楽と共にどんどん変化していきます。 編集もとても見事で、ワクワクしました。
http://vimeo.com/47008527