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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2012/01/23 00:00  | by Konan |  コメント(1)

Vol.124: 新年特集〜その4(その他の1)


政治、世界経済、日本経済と続けてきた新年特集。今回はその他の話題からいくつか取り上げます。

昨年もっとも明るい話題だったなでしこジャパンのファンにとって、ロンドン五輪は楽しみなイベントと思います。私自身そこまで熱狂的なファンではありませんが、ロンドンのような古く大きな街が、大イベントである五輪をどのような形で主催するのか、楽しみにしています。

そして、海外の大イベントと言えば、何といっても米仏の大統領選挙や中国国家主席の交代が待ち構えています。

残念ながら私に米仏中の選挙や主席交代の見通し・意義を語る能力はありません。そのうえで米国については、これだけ悪い経済状況であれば、通常現職の敗北は間違いのないところですが、ロムニーのような共和党の有力候補者は、今一歩共和党内の支持を固め切れず、またオバマ大統領より魅力的とも言い難い状況にみえます。その意味で、予想が難しい面白い選挙になるようにも思います。

仏についても、サルコジは不人気のようですが、ストラスカーンという超大物候補を失った社会党にサルコジを倒す力があるか不透明です。仮に政権交代が起きた場合、メルケル首相との相性がどうか、それにより欧州危機の行方に思わぬ悪影響が及ぶことがないかということが、世界的には最大の注目点かもしれません。歴史的には社会党政権もドイツとうまく付き合ってきたように思いますが、潜在的には「労働者を守るため自国通貨を安くして輸出競争力を高めたい」「従ってユーロからフランに戻りたい」とのインセンティブが、サルコジに比べると若干強いかもしれません。

中国については一段と情報がありません。次の次の世代になれば、海外留学経験者も含め解放開明色が一段と強まるだろうが、次の習主席はまだ古風な世代で対日政策も強硬との話しを聞くことはありますが、いずれにしても中国経済も厳しい時期ですので、相当難しい舵取りが求められると思います。

そうした中で、昨年末中国の隣国北朝鮮の金正日国家主席の死という事件がありました。この影響については様々な観測や報道がなされ、まさに不透明な状況です。世界的にはイラン問題の方が深刻かもしれませんが、次回北朝鮮問題に触れてみたいと思います。

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One comment on “Vol.124: 新年特集〜その4(その他の1)
  1. ベルドン より
    他の一

    それでは・・
    次回を楽しみに・・・

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