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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2023/11/27 06:30  | by Konan |  コメント(0)

Vol.215: 内閣府月例経済報告


今回は普段以上に簡単に22日に公表された内閣府月例経済報告を紹介します。基調判断が下方修正されました。

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基調判断下方修正
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7~9月期GDPマイナス成長、中でも設備投資前期比マイナスを受け、「このところ一部に足踏みもみられるが」との文言が加わる形で、現状の景気判断は下方修正されました。設備投資については、GDP統計のほか、法人企業統計や資本財総供給の弱さが指摘されています。ただし、先行き判断は維持されました。

(現状)
・基調:景気は、このところ一部に足踏みもみられるが、緩やかに回復している
・個人消費:持ち直している
・設備投資:持ち直しに足踏みがみられる
・住宅建設:弱含んでいる
・公共投資:底堅く推移している
・輸出:このところ持ち直しの動きがみられる

(先行き)
・基調:雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある
・個人消費:雇用・所得環境が改善する下で、持ち直しが続くことが期待される。ただし、消費者マインドの動向に留意する必要がある
・設備投資:堅調な企業収益等を背景に、持ち直しに向かうことが期待される
・住宅建設:当面、弱含みで推移していくと見込まれる
・公共投資:関連予算の執行により、底堅く推移していくことが見込まれる
・輸出:持ち直しの動きが続くことが見込まれる。ただし、海外景気の下振れリスクに留意する必要がある

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Saltさんとランチ
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先週はSaltさんとランチ。楽しくも真面目な議論で、有意義な時間でした。いつかその内容を記事に反映できればと思います。

世界的にはガザ情勢の展開に注目が集まりますが、日本では、不人気な補正予算案が、維新の会と国民民主党も賛成する形で衆議院で可決されました。政治の機能度の低下を改めて実感した次第です。今週はこの辺で。

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