2020/10/02 05:00 | 米国 | コメント(3)
米大統領候補の第1回テレビ討論会
■ 【米大統領選2020】 初の大統領選討論会、司会者やルール無視の激しい応酬(9月30日付BBC)
■ Read the full transcript from the first presidential debate between Joe Biden and Donald Trump(9月30日付USA Today)
トランプ大統領とバイデン前副大統領の第1回テレビ討論会が行われました。場所はオハイオ州クリーブランドにあるケース・ウエスタン・リザーブ大学、モデレーターはFoxのクリス・ウォレスでした。
ご覧になった方も多いかと思いますが、とにかく激しい・・というか乱れた討論会でした。トランプの不規則発言と双方の非難の応酬が目立ち、政策論議はほとんど記憶に残らず。多くのメディアが「史上最も見苦しい討論会だった」と評しています。
しかし、ある意味では予想どおりの展開でした。重要なのは、これが有権者にどのように受け止められ、今後の選挙にどのような影響を与えるのかです。今後の展望を含めて解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
***********
米大統領候補の第1回テレビ討論会
***********
●トランプの戦術
●バイデンの対応
●討論会の評価
●今後のポイント
***********
あとがき
***********
■ 「国民の誇り」か「嘲笑の的」か、英国の伝統料理20選(19年9月13日付CNN)
私は学生のときに(90年代)英国でホームステイをしたのですが、無知な私が食べたいと思っていた英国料理が「ヨークシャー・プディング」でした。名前からして、プリンのようなスイーツを勝手に想像していたのです。
しかもわざわざ本場のヨークに行ってパブで注文しました。ところが、記事にも出ているように、全然違いました(笑)。しかも単体で頼んだら、ただの皮みたいなもので、味もほとんどありません。勧められるがままに塩をつけたり、他のおかずと一緒に食べましたが、今一つピンときませんでした。
英国料理については、「イングランドでおいしい食事がしたければ、イングリッシュ・ブレックファーストを1日に3回食べれば良い」というサマーセット・モームの名言があります。イングリッシュ・ブレックファーストのおいしさと英国料理の貧しさの両方を意味する言葉と解釈されています。
私もイングリッシュ・ブレックファーストはおいしいと思いましたが、さすがにこれを毎日食べると飽きました。他にも色々トライしましたが、記事に出ているような凝ったものほどピンとこず、もうフィッシュ・アンド・チップスでいいや、と思ったものです。
英国で普通においしいものを食べたいと思ったときは、インド料理か中華料理に行きました。この分野は、さすが植民地時代からの歴史のおかげで充実していました。
もっとも英国の食事情は、この15年ほどの間で大きく変わったと言われています。現地の友人に言わせれば、英国料理も外国料理もクオリティが大きく上がって、おいしくなったとのこと。
とはいえ、私も、5年ほど前にロンドンに数か月間長期出張で滞在したのですが、日本料理は全然ダメという印象でした。ラーメンが1杯1500円、高いのにまったくうまくない。店は満員で大繁盛の様子でしたが。
ちなみに昨年ロシアに行ったときには、モスクワにおいしいラーメン店ができたと評判になっていました。私は試す機会がなかったのですが、現地の人たちは絶賛していました。ロシアで本格的なラーメンを食べられるときが来ようとは、数年前には思いも寄りませんでした。時代は変わるものです。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
3 comments on “米大統領候補の第1回テレビ討論会”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
読後、とても視界が開けた気がします。大変興味深く拝読しました。本記事に限らず、JDさんのメルマガでは、人物を丁寧に多角的な視点から観察・分析し、エビデンスという後ろ盾をもってそれを立証していく・・・、この作業がとても楽しく、読んでいてドラマのようでワクワクします。
ひとつのイベントとして、楽しみながら、様々な学びがありました。
と、思っていたら、大統領陽性ですね。これはもしや、ボルソナロパターンなのでは・・・!本人感染のその後の評価については常々メルマガでも触れられているだけに、ますます先が楽しみになります。早く復活の狼煙を上げて欲しいですね(ある意味本当に、持ってる男ですね)。
大統領が執務不能になった場合の取り決めについて、「かんべえの不規則発言」を読んでいて気が付いたのですが、合衆国憲法の中で、大統領の代名詞が「he」になっているんですね。性別が特定されない場合に「he」が使われることはありますが、違和感があります。
Section 3: If the president tells the Senate president pro tempore and Speaker of the House in writing he is unable to perform the duties of president, the vice president is acting president until the president notifies in writing otherwise.
そうですね。修正25条は1967年成立の条項です。26条と27条には第三人称の代名詞がないのですが、今後新たな条項で必要になれば、表現は工夫されるのではないかとと思います。