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皆さん台風大丈夫でしたか?ご無事をお祈りします。 今回は、数日違いで公表された先月の内閣府月例経済報告と日銀金融政策決定会合を取り上げます。両者の共通点や違いを見てみたいと思います。公表日は月例経済報告が14日、金融政策決定会合が19日でした。 以下では、現状評価と先行き見通しに分け、内閣府、日銀の順番で記載します。 (現状評価) ・全体:緩やかに回復している(内閣府)緩やかに拡大している(日銀) ・個人消費:持ち直している(内閣府)振れを伴いながらも、緩やかに増加している(日銀) ・設備投資:増加している(内閣府)増加傾向を続けている(日銀) ・住宅建設(投資):おおむね横ばいとなっ…
急に寒くなってきましたが、もう10月。早いですね。雨が多く、台風は来るし、スッキリしない天気が続きますね。 *********** 先週の動き *********** 9/23(日) ・安倍首相が国連総会出席のためNY訪問(~28日)、トランプ大統領と夕食会 ・連邦最高裁判事に指名されたカバノー判事から大学時代にわいせつな行為をされたとする女性(デボラ・ラミレス氏)の告発を米誌ニューヨーカー電子版が掲載 ・モルディブ大統領選挙(野党のソリ候補が勝利) ・ロシアの統一地方選挙の決選投票(ハバロフスク地方とウラジーミル州で与党敗北) ・広深港高速鉄道が全線開業 ・OPEC非加盟国減産監視委員会…
台風が来るというので静かにしている週末。でもメルマガは風が吹こうが何しようが予定通り配信致します。 さて、今週のメルマガではFOMCステートメントの検討、GDP確定値などの統計分析を中心に進めております。特に、FRBの方は4半期に一回の経済見通しの数字が改訂されているので、このあたりは慎重に検討を加えています。 リーマンショックから10年とか言って、危機の芽がある、とか書いている日本経済新聞ですが、今回のステートメントのどこを見てもそんなことは一言も書いてありません。これも何度も指摘してきましたが、もちろん、米中貿易摩擦の文言も一言もありません。 つまり、FRBの考えている経済運営上、そ…
■ パキスタン、カーン氏が首相に就任 クリケットの元スター選手(8月18日付AFP) ■ 米、パキスタン支援停止 武装勢力対策が不十分と判断(9月3日付ロイター) ■ タリバン最有力一派、ハッカニ・ネットワークの創設者死亡(9月4日付AFP) ■ タリバン、米高官との接触認める カタールで先週(7月31日付BBC) 「パキスタン現代史(2):軍事政権の支配と激動の外交」(9/21)の続きです。 前回は、軍事政権の長期支配と文民政権の定着、そしてパキスタンをめぐる国際関係とそれが国内政治に与えた影響について解説しました。 今回は、総選挙での劇的な勝利を経て、先月発足したイムラン・カーンの新…
カープファンのみなさま、おめでとうございます!!! 遂に広島で決めました。うれぴーぞ。 他球団の皆様もお疲れさまでした。 CSで当たる球団のファンの皆様、マツダで待ってるぞ!! では、失礼します・・・・・・…
■ 米中が新たな関税発動、中国「通商いじめ」で米を非難(9月24日付ロイター) ■ アリババ会長、100万人の米雇用創出公約を撤回 貿易摩擦で=新華社(9月20日付ロイター) 米国の対中追加関税第3弾が発動されました。第1弾(340億ドル、7/6)、第2弾(160億ドル、8/23)、そして今回第3弾(2000億ドル、9/24)と合計2500億ドル相当額の中国製品に追加関税が課されたことになります。 ・「米中の『貿易戦争』の始まり」(7/9) ・「米中通商協議と追加関税発動、ポンペオ訪朝の中止」(8/27) 以下の記事で述べたとおり、9月6日に意見募集が締め切られ、発動の手続きが整っていた…
ついにマジック1だ!! もういてもたってもおられずに、広島へ向かいました。 年間指定券持っててよかったっす。 なんとか今日決めてもらいたい! ということで、今週のぐっちーメルマガはアンチ日本経済新聞を前面に出して、何がリーマンショック10年なんだよ、ばーか、という話をたくさん書きました。データはいくらでもあるのでどうしようもありませんね。 いつものマクロデータ分析と合わせ、クルーグマン先生のコラムもご紹介しました。要するに 何も問題がない、という結論では一致しております。 前から申し上げてますが、今回はこれ、という危機がなかなか予見しずらいんだろうと思います。毎週丹念にマクロデータをチェ…
今週も3連休だったのですね。私個人は働き続けているので、あまりそういう印象がなかったのですが・・何にせよ、世界情勢に休みなし・・ということでメルマガは配信します。 *********** 先週の動き *********** 9/16(日) ・連邦最高裁判事に指名されたカバノー判事から1980年代に性的暴行を受けたと主張する大学教授がワシントン・ポストに掲載されたインタビューで同判事を非難 9/17(月) ・米国が中国製品5745品目(2000億ドル相当額)に対する10%(19年以降は25%)の追加関税を9月24日に発動すると発表 ・トルコ・ロシア首脳会談(シリアのアサド政権が奪還を目指す…
ますます過熱して経済成長の重しになる、と特集していた経済新聞はどこだ!? そこのニューヨークからのニュースでは・・・ NQNニューヨーク=横内理恵】20日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が3日続伸した。前日比251ドル22セント(1.0%)高の2万6656ドル98セントで終え、1月下旬以来およそ8カ月ぶりに過去最高値を更新した。米中貿易問題への過度の警戒感が後退し、投資家心理が強気に傾いた。 中国での売上高比率が高く、貿易摩擦が逆風になるとされる資本財関連の一角に買いが続いた。建機のキャタピラーはアナリストが投資判断を引き上げたことも買いを誘った。航空機のボーイングや航空機・機械の…
「パキスタン現代史(1):イスラム国家誕生の苦難」(9/14)の続きです。 前回は、パキスタンが独立に至る経緯と独立の時点から様々な悪条件が重なったことを解説しました。 今回は、そうした苦難が約30年にわたる軍事政権の支配を招いたこと、最近10年間でようやく文民政権の定着が見えてきたことを解説します。 また、パキスタンは国際関係の激動に翻弄されてきた国です。インドを含む南アジアの国際政治、イスラム原理主義やテロリスト、さらに中国との関係が深く、パキスタンの外交を理解することはアジアと米国の情勢や国際テロの動向を理解する上でも重要な意味をもちます。 そこで、今回は、パキスタンをとりまく国…
プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!The Gucci Postです。
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