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2024/12/05 11:00  | 戦略論 |  コメント(0)

アメリカ(と日本)はどのような軍備を整えるのが理想的なのか


本稿を執筆時に飛び込んできた、韓国のユン大統領による戒厳令騒ぎは12月3日(火)の夜に発生し、およそ6時間ほどで終息しました。

現在までのニュースを見ている限りでは、スキャンダルや野党側の攻勢によって窮地に追い込まれた大統領が、国防省の一部の人間と突発的に行い、それを国会議員全員によって阻止され、翌日には弾劾決議が協議されるという政治スキャンダルの様相を帯びてきています。

一部では「クーデター」という話もありましたが、南米で頻繁に起こっていたようなものと違って、軍はたしかに動員されたにもかかわらず、どうやら大統領府側が「軍事政権の樹立」というところまで覚悟をもっていなかったようで、国会議事堂周辺で多少の小競り合いがあった程度で終息しております。

韓国戒厳タイムライン(12/4 日本経済新聞)

これは、私が常々申しております「世界三大地域」という枠組みにおいて、すでに火の手が上がっているヨーロッパ正面と中東正面に加えて、ついに我々の住む東アジアにも来たか!とするほどヒヤッとする事案でしたが、これについては来週詳しく分析することにします。

その代わりにこの東アジア正面の問題として今回話題にしたいのは、

「アメリカ(と日本)はどのような軍備を整えるのが理想的なのか」

という、いわば軍事に関する技術を中心とした話です。

先週のメルマガでは「本当に強い国や軍隊とは?」という世界の国防関係者の究極の問いを考えてみました。

今回はそれに続く形である論文の中身を紹介しつつ、そこから色々と考えを広げてみたいと思います。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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アメリカ(と日本)はどのような軍備を整えるのが理想的なのか
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▼マッドマックスの原則?
▼この論文から見えてくること
▼近況報告

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