プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第114号 政治も経済も神経質な年になりそうな2022年

先週は、FRBのパウエル議長の再任と、ブレイナード理事の副議長への昇格承認に向けた公聴会が開催され、コメントに注目が集まりました。また、FOMCのブラックアウト期間の前に、今後の金融政策見通しについて各連銀総裁らが相次い…

[ 2022/01/17 06:30 ] コメント(0)

第110号 12月FOMC、年内最後の重要イベント通過

先週末は日本海側を中心に大雪だった地域も多く、雪が降らなくてもかなり冷え込んだ地域が多かったのではないでしょうか?それもそのはず、あと約2週間で今年も終わり、例年冬が温かくなっていますが着実に真冬に近づいています。 そ…

[ 2021/12/20 06:30 ] コメント(0)

第106号 強まる個人消費、加速するインフレ、次期FRB議長は誰に?

今年は、まだ11月だというのに、はやくも米国ではクリスマス商戦が動き出しています。様々な供給制約を見越して、事業者が消費者に「早めの準備」を呼び掛けているわけですが、これは異例な動き。さてどうなるのでしょうか?さっそく今…

[ 2021/11/22 06:30 ] コメント(0)

第101号 インフレ圧力は広範に

先週のメルマガをお読みいただいた読者の皆さまから、様々な形で100回目のメルマガの配信をお祝いいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。嬉しく思うとともに、大変心強く、今後に向けて身の引き締まる思いです。これからも…

[ 2021/10/18 06:30 ] コメント(2)

第97号 CPI鈍化もテーパーはカウントダウン、FOMCの注目は?

先週は、今後のFRBの金融政策にも影響を与える要素となるCPIや小売売上など、恒例の新規失業保険申請に加えて、注目統計が目白押しでした。いよいよ明日からFOMCが始まりますので、今週のメルマガではそれらの見通しもふまえて…

[ 2021/09/20 06:30 ] コメント(0)

第93号 強弱ありながら堅調な米国経済、転換点が迫る金融政策

以前からのメルマガ読者の皆さまであれば、このところの経済統計の変動についても、比較的落ち着いてご覧いただいているのではないでしょうか?近視眼的に見れば、上がり下がりのあるデータも、トレンドや基調を捉えると、先行きもとらえ…

[ 2021/08/23 06:30 ] コメント(0)

第88号 6月米CPIは大幅上昇、インフレは一時的なのか

一時に比べ、米国の長期金利が落ち着きを取り戻しているためか、このところ「インフレ」議論が少し下火になっています。それもそのはず、パウエルFRB議長もあらためて「一時的」と強調しているのですから当然です。 しかし、今回発…

[ 2021/07/19 06:30 ] コメント(0)

第84回 2023年利上げ開始に傾いた、6月FOMC

各国事情がそれぞれ異なるので、日米、どちらの中央銀行のスタンスが良いか悪いか、という議論は好ましくないでしょう。しかし先週、ほぼ同じタイミングで行われた、日銀金融政策決定会合とFOMCでは、市場へのメッセージの伝え方に大…

[ 2021/06/21 06:30 ] コメント(0)

第79号 インフレ指標に振り回された1週間

前回は、波乱を呼んだ雇用統計について、かなり突っ込んだ(マニアックな)分析をしましたが、TwitterのDMやメール等含めて、嬉しいコメントをいただいたり、反響があったりと、とても励みになりました。 前回「個人的には厄…

[ 2021/05/17 06:30 ] コメント(0)

第75号 怒涛の米国経済統計

先週は、米国の主要統計の発表が目白押しでした。雇用関連の指標に加え、今後のFRBの政策指針を左右するインフレ指標であるCPI、さらに小売売上にも注目が集まりました。また、米国の12の連邦準備銀行が、それぞれが管轄する地区…

[ 2021/04/19 06:30 ] コメント(1)