プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第166号 今年最後のFOMCはタカ派的、でも結局はデータ次第

初雪や積雪の便りがどんどん届いています。それもそのはず、今年も残すところあと2週間、時間の過ぎるのは早いですね。 先週は、統計発表やFOMCなどイベントは目白押しだったものの、大きなサプライズはさほどなく、2023年を…

[ 2022/12/19 06:30 ] コメント(0)

第156号 ブラックアウト前に意識されるFEDの引き締め転換点

11月のFOMCを控え、週末から、ブラックアウト期間に突入しました(10月22日(土)~11月3日(木))。 しかし、先週はFED高官の発言のトーンに変化があったり、ボンドの動きが慌ただしく、さらに政府・日銀の介入の可…

[ 2022/10/24 06:30 ] コメント(0)

第155号 9月CPIは市場予想を上振れ、大幅利上げ織り込み加速

先週も、加速する円安、CPIを巡るマーケットの動きなど、話題に事欠かない1週間でした。 すでにマーケットの意識は来月1日から開催されるFOMCに移っています。先週発表されたCPI、PPI、小売りにミシガンサーベイとすべ…

[ 2022/10/17 06:30 ] コメント(0)

第146号 引き締め楽観論を蹴散らしたジャクソンホール

週末に、注目のジャクソンホール会議が終了しました。皆さまにとって、想定外でしたか?それとも想定内だったでしょうか? 特にパウエル議長の講演を受けてマーケットは動きました。パウエル(FRB)の真意とともに、マーケットで何…

[ 2022/08/29 06:30 ] コメント(0)

第142号 FEDはインフレ退治で大幅利上げも、市場はインフレに楽観的!?

先週は、FOMCにGDPの発表、さらには消費者信頼感や雇用に関する重要な発表が目白押しでした。また、それらの発表を受け止めるマーケットと政府や当局とのギャップが大変鮮明で、とても興味深い1週間だったとも言えます。実際のデ…

[ 2022/08/01 06:30 ] コメント(0)

第139号 米経済統計は無難に通過も、残るリセッションへの警戒

来週にFOMCを控える中で、利上げ幅や年内の利上げペースなどが引き続き市場の注目を集めています。一方、経済統計ではこれまでとは変わって、弱さや鈍化を示すものも散見されていますが、そうかといってインフレ率が大きく低下する見…

[ 2022/07/11 06:30 ] コメント(0)

第138号 米経済統計に見えるインフレ鎮静化の兆し、それでも懸念される景気後退

7月に突入し、いよいよ2022年も折り返し地点を通過しました。今週は、ここまでの米国マーケットの振り返りをしつつ、雇用・個人消費等の面で見られる変化にも触れていきます。パウエルFRB議長も、「リセッションよりもインフレ抑…

[ 2022/07/04 06:30 ] コメント(3)

第135号 CPIにピークアウトの兆しなし、一段と高まるインフレ警戒

週末の米国の消費者物価指数(CPI)は発表直後から、マーケットに大きな影響を与えました。今週のFOMCを控え、市場の注目は「米国経済が景気後退に入ってしまうのか?」「FEDはスタグフレーションとどう戦うのか?」ということ…

[ 2022/06/13 06:30 ] コメント(0)

第132号 米国株は本格的にベアマーケットを示唆、迫る景気後退

週足では、NYダウが8週連続で下落し、1932年の世界大恐慌以来、最長記録を更新したとのこと。S&P500とナスダックも7週連続での下落となり、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長です。こうした中、リセ…

[ 2022/05/23 06:30 ] コメント(0)

第131号 予想ほど減速しなかった米国のインフレ

先週の米国株式市場では、インフレやFRBによる金融引き締め姿勢から景気減速が懸念される中、NYダウは年初から11%強、ハイテク企業が多いナスダック総合株価指数は約25%、それぞれ低下しました。経済統計や指標が発表されるた…

[ 2022/05/16 06:30 ] コメント(0)