2025/01/22 11:00 | 政局 | コメント(0)
希望の党「チャーターメンバー」のその後
■ 若者・女性に選ばれる”楽しい”地方 「三度目の日本」目指し「地方創生2.0」始動(1/16付自民党)
1/20(日本時間1/21)にドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任しました。就任式のスピーチでは、いつも威勢の良さがなかったようにも思いましたが、冒頭からいきなり”The golden age of America begins right now.”(これからアメリカの黄金時代が始まる)と言い放ち、続いて”America will soon be greater, stronger, and far more exceptional than ever before.”(アメリカはこれから、かつてないほどに偉大かつ強靭になる)など述べるなど、いつものトランプ節が全開でした。
一方、日本の石破茂総理は、「楽しい日本」を目指して行くそうです。
これは、通商産業省の官僚として、1970年の大阪万博の企画・実施に携わった作家の堺屋太一氏の最後の著書『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて』の中で取り上げられている言葉です。
日本は、明治時代には「富国強兵」のスローガンの下で「強い日本」が標榜され、戦後は敗戦からの復興や高度経済成長の中で「豊かな国」が目指されました。少子高齢化社会となった今、「三度目の日本」として目指すべき国家像は「楽しい日本」である、と記されています。
楽しさや幸せが実感出来る生活は、全ての国民が望むことでしょう。しかしながら、石破総理の描く「楽しい日本」の定義とは何かがよくわかりません。そのため、何を目標とし、どのようにそこに導いて行くのかもはっきりしません。
石破総理に”Make Japan Great Again.”と言われてもピンと来ませんし、”Japan will soon be greater, stronger, and far more exceptional than ever before.”と言われたら、「え?いつgreat and strongだった?」と困惑してしまいます。そう言えば、昨年の自民党総裁選では、高市早苗氏は「日本をもう一度世界のてっぺんに」と訴えていましたし、小林鷹之氏も「世界をリードする日本」をスローガンにしていました。
かくありたいとは思いますが、今、日本の総理に求められているのはこうした抽象的なことではなく、もっと生活に根ざしたことなのではないでしょうか。
さてここからは、前回の「2025年前半の政局」で触れた、2017年に設立された「希望の党」の設立メンバーについての追加解説です。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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希望の党「チャーターメンバー」のその後
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●結党会見に参加した国会議員
●党を替え、選挙区を替え
●少数与党の多数派工作
●首長は魅力?
●渡り鳥
●副大臣のまま新党に合流!?
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