2015/04/11 23:30 | 音楽事情 | コメント(1)
「ハイレゾ」~音楽鑑賞の現在(1)
2011年3月の当欄で、「PCオーディオ」「ネットオーディオ」についてご紹介する、と書いておきながら、長い年月が過ぎてしまいました。あれから4年と1カ月を経た現在、音楽愛好家/関係者の間では「ハイレゾ」という言葉が市民権を得つつあり、入門書・ガイド本なども多数出版されるに至っています。
これから数回に渡り、この「ハイレゾ」とその周辺をご紹介しながら、昨今の音楽鑑賞について改めて考えてみたいと思います。
実はあと数時間後、ベルリンの現地時間の本日4月11日午後7時(日本時間4月12日午前2時)より、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルの演奏会が、高音質でライヴ配信されるのですが、これは「ハイレゾ~音楽鑑賞の現在」を考える上での鍵となる重要な「実証実験」のイベントであり、音楽関係者からも注目を集めています。
演目は、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」。鑑賞にはインターネットのブロードバンドにつながったパソコンと、特定のUSB-DAC(USB接続のデジタル→アナログ変換機器)、ヘッドフォンまたはスピーカー+アンプが必要となります。ご自宅に該当する機器をお持ちの方はぜひ高音質(DSD 5.6MHz)によるライヴ配信をご体験ください。
いま機器が揃わなくても、4月19日24時(日本時間)まではオンデマンド配信されるそうなので、1週間以内に準備が整えば高音質体験が可能です。
ライヴ配信の詳細は、「DSD LIVE Streaming」のウェブサイトに情報がありますので、ご覧ください。
演目については、ベルリン・フィルの音楽配信関連のページをご参照ください。
私も、これから指定の機器を接続して準備を始めますので、本日はこれで失礼いたします!
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One comment on “「ハイレゾ」~音楽鑑賞の現在(1)”
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ハイレゾ、結構気になるので続きをお願いします。
場合によってはCD売り払わないと。。