2013/06/18 21:09 | 来日公演 | コメント(1)
キング・オブ・ギター=ジョン・ウィリアムス、10月に4年ぶりの来日!
昨日の記事で、次回「グッチークラシック」についてほんの少しだけ書きましたが、その後、ほどなくしてチケット発売となり、編集部によればすでに残席が少なくなっているそうです。
グッチークラシックでは、これまで、まったく性格の異なるオーケストラを3公演、ピアノ公演を取り上げてきました。そして今回ぐっちーさんが選んだのはギター・ソロ。先日の100人近いオーケストラ&合唱による「レクイエム」とは、大きく異なった世界です。
ギターは、その音色を知らない人などいない、と言ってしまえるほど、ポピュラーな楽器ですが、名手の手にかかると、実に様々な表情の音楽が、この小さな楽器から生み出されます。著名な作曲家が、ギターを「小さなオーケストラ」と表現した、という逸話もよく知られており、古今東西の作曲家からも愛され、たくさんの名曲が遺されています。
今回のアーティストは、クラシックギター界の世界的第一人者、ジョン・ウィリアムス。その名がしばしば「キング・オブ・ギター」の称号を冠して呼ばれるほどの名手です。来日公演のたび、熱心なファンがつめかける彼の公演ですが、2009年のすみだトリフォニーホール公演では、終演後のサイン会の列に数百人が並んでいたのが印象的でした。
それほどまでにファンをひきつけるジョン・ウィリアムスのギター演奏の一番の魅力は、比類ない音の輝きとゆるぎないテクニックに裏づけされた豊かな表現力で、深い感動を与えてくれるところでしょう。
演奏曲目は、11人の作曲家によるギター名曲が勢ぞろい。タルレガの「アルハンブラ宮殿の思い出」など、「超」のつく名旋律も聴き逃せませんが、ジョン・ウィリアムスにより光をあてられ、今ではギターのレパートリーで欠かすことのできない作曲家バリオスの作品や、ジョン・ウィリアムス自身のオリジナル作品も非常に楽しみです(ちなみに、スター・ウォーズ等で有名な作曲家ジョン・ウィリアムスとは別人です!)。
ジョン・ウィリアムスとその来日公演については、また改めてご紹介いたします。
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One comment on “キング・オブ・ギター=ジョン・ウィリアムス、10月に4年ぶりの来日!”
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彼のギターで武満、ボサノヴァを聴いてみたい。