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2013/06/01 06:27  | 来日公演 |  コメント(1)

レクイエム、永遠の安息を


 ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団&コレギウム・ヴォカーレによるモーツァルト、いよいよ来週5日の福岡を皮切りに日本公演がスタートします。チケットは残りわずかのようですね。

 今回の公演では、「レクイエム」が注目されますが、そもそも「レクイエム」とは何か、少しだけ書いてみます。

 音楽作品としてよく聴かれているレクイエムには、ご存知のように古典派ではモーツァルト、ロマン派ではヴェルディ、近代ではフォーレなど、様々な作曲家の作品があります。本来「レクイエム」とは、カトリック教会の死者のためのミサ/ミサ曲のことで、演奏会用の作品だったわけではありません。儀式の中の一部である音楽を組曲のようにまとめたのが、コンサートやCDで聴かれる「レクイエム」ということになります。さらに歌詞には、数百年歌い続けられた「中世的」な恐ろしい内容も含まれていますが、現在行われている典礼では取り除かれていますので、本来の典礼、現代的なキリスト教を理解をする上では、このあたりを考慮しておく必要があるでしょう。
 ただ、このような恐ろしい箇所ですら「モーツァルトの音楽は聴く者に至福を味わわせてくれる」という音楽学者もおり、それには私も納得します。

 冒頭「Requiem aeternam dona eis, Domine(永遠の安息を彼らにお与えください、主よ)」で始まるレクイエムを聴く方々の想いは様々でしょう。ぐっちーさんのように「これを聞くたびに東北を思い出す」方、死を通して「永遠のいのち」について考える方も多いのではないかと拝察します。様々な想いが交錯する中、ヘレヴェッヘの奏でるモーツァルトの音楽が、心を平安へと導き、豊かなひとときをもたらしてくれるのではないか、と私は思っております。

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One comment on “レクイエム、永遠の安息を
  1. ミラースティルペッククレヴェンジャー より
    シャンゼリゼではなくロイヤルフランダースを聴いてみた

    ヘレヴェッへ・ロイヤルフランダースのベートーベン交響曲を聴いて予習しましたが、エド・デ・ワールト指揮のときのような豊かな響きとは違い、なんともピンとこないしコツンときません。まあレクイエムは相性がいいと思うので期待しましょう。

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