2022/02/17 06:00 | 選挙 | コメント(0)
参議院議員選挙:選挙協力(3)与党の動向 後編
■ 岸田首相、17日にも記者会見 1カ月半ぶり(2/15付時事通信)
1/4の年頭会見以降、一度も記者会見を開いていない岸田文雄総理。前回の記事(以下のリンク参照)で、ぶら下がりでの発信を活用していることと、次の会見が待たれることを指摘したところでした。それがなんと、本日2/17に記者会見を開くことを決定したとのことです!
・「参議院議員選挙:選挙協力(2)与党の動向 前編」(2/15)
なんとタイムリーなのでしょうか。小生のような政治ゴロのつぶやきにも耳を傾けて下さるとは、さすがの「聞く力」です(笑)。
今回の総理会見では、蔓延防止等重点措置の延長の是非、3回目のワクチン接種の進捗状況、水際対策の緩和など、新型コロナウイルスに関連することが中心になることは間違いありません。ただ、記者からは、これらに加えて、経済安全保障法制準備室長の藤井敏彦内閣審議官の更迭や、自民党京都府連の選挙買収疑惑、ウクライナ情勢などについても質問が出るでしょう。
経済安全保障は、岸田内閣の目玉政策の1つです。今月下旬に国会に関連法案を提出し、2022年度予算の成立後に審議入りする日程で動いていました。ところが、その直前に、責任者が不祥事の疑いで更迭されることになったのです。
自民党京都府連の選挙買収疑惑は、府連が国政選挙の候補者から資金を集め、京都府内の地方議員に配っていたというものです。『文芸春秋』3月号は、ある種の「マネーロンダリング」ではないかと、内部文書や関係者の証言を基に報じています。これを受けて、野党が、現職閣僚の二之湯智国家公安委員長が当事者であるとして追及し、騒ぎになっています。二之湯氏は、京都府選挙区選出の参議院議員で、現在3期目です。参議院議員になる前は、京都市議会の議長を務めていたこともあります。
いずれの件も、野党に言わせれば「総理の任命責任」があるという話です。そのため、記者からも質問が出る筈です。尚、自民党京都府連の選挙買収疑惑については、回を改めて考察をお伝えします。
ウクライナ情勢については、外務省の対応がちぐはぐだと、自民党内から批判上がっています。ロシアに対する経済制裁を検討している中で、林芳正外相がロシアとの「貿易経済政府間委員会」に出席したからです。
岸田総理は、これらに関する記者からの質問をどうさばくのか。よく見てみましょう。私も今から興味津々です。
さて今日の本題です。参議院議員選挙における与党の選挙協力の解説の続きです(前編は、前述の「参議院議員選挙:選挙協力与党の(2)与党の動向 前編」(2/15)参照)。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
***********
参議院議員選挙:選挙協力(3)与党の動向 後編
***********
●兵庫県選挙区
●公明党の不満
●自公の今後
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。