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2022/02/15 06:00  | 選挙 |  コメント(0)

参議院議員選挙:選挙協力(2)与党の動向 前編


感染拡大で社会機能維持に「不安」85%、内閣支持は下落し58%・・・読売世論調査(2/6付読売新聞)
首相、「ぶら下がり」60回超に 情報発信に腐心(2/12付産経新聞)

今月4-6日に行われた読売新聞の世論調査で、岸田文雄内閣の支持率が8ポイント下がって58%になりました。支持率が低いというレベルではありませんが、ひと月にここまで大きく下げるのは憂慮すべきことです。

岸田内閣は、高めになることの多い発足直後の支持率が40%程度と、余り多くを期待されない中での船出でした。ところが、総理の誠実そうな雰囲気と「聞く力」のアピールのお陰か、じわじわと支持を上げていました(下記記事参照)。

「衆議院議員総選挙結果:日本維新の会の研究」(21/11/16)
「新年のご挨拶と岸田内閣発足100日」(1/13)

岸田内閣は、デジタル田園都市構想や経済安全保障などの目玉政策には、まだ具体的に手がついていません。それにもかかわらず支持率が上昇し続けるというのは、ある意味、期待値のインフレ状態にあったということかも知れません。

期待を萎ませないためには、まずは政策を確実に実行すること、そしてそれらをわかりやすく国民に伝えることが必要です。そのため、岸田総理は、「ぶら下がり」での発信を多用しているように見えます。

ぶら下がりとは、官邸の出入り時や視察先で、記者の呼びかけに応じて取材に答えるスタイルのことです。岸田総理は、昨年10月の政権発足後から2/12までで、65回ものぶら下がりに応じています。

総理のぶら下がりは日本特有のもので、いろいろと思うところがあります。そこで今日は、まずこの総理の「ぶら下がり」から見えることを解説します。

そして、夏の参議院議員選挙における選挙協力体制について、以下の記事の続きを解説します。前回は野党の動向でしたが、今回は与党の現状です。

「参議院議員選挙:選挙協力(1)野党の動向」(1/26)

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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参議院議員選挙:選挙協力(2)与党の動向 前編
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●ぶら下がり
●自公の選挙協力
●参院選の事情

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