2023/09/12 15:30 | 政局 | コメント(0)
内閣改造・党役員人事 + 年内解散の可能性
■ 岸田内閣「支持する」3ポイント増の36% 処理水放出の評価は(9/11付NHK)
■ 岸田内閣の支持率、横ばい・下落 報道各社8月調査 処理水放出は「理解」で共通傾向(8/28付日本経済新聞)
岸田文雄内閣の支持率が下げ止まったようです。8/8-10にNHKが行った世論調査では、先月より3ポイント上昇し、36%となっています。
また、日本経済新聞と読売新聞が8/25-27、毎日新聞が8/22-25に行った世論調査でも、支持率はいずれも先月と同じか微増・微減でした。相変わらず低い水準にはありますが、横這い傾向であることは間違いないようです。
岸田内閣は、2022年7月の参議院議員選挙以降、「青木の法則」に従うならば、政権が倒れる寸前の危険水域にまで達することも度々ありましたが、3-4ヶ月で何とかリカバリーするというサイクルを繰り返しています。
とは言え、依然として不支持が支持を上回っている状態です。加えて、NHKの世論調査結果には注目すべき点が他に2つもありました。
1つは、自民党の政党支持率が34.1%に下落したことです。これは、岸田内閣の発足後では最も低い水準です。
もう1つは、無党派層が42.8%となったことです。40%を超えるのは、岸田内閣では初めてのことです。
これらの2点は、岸田総理が解散戦略を考える上で、懸念材料となるでしょう。それでも、野党の支持が軒並み低いため、まだ余裕を持っていられる状態です(以下参照)。ご覧の通り、全部足し合わせても16.5%にしかなりません。
自民党:34.1%
公明党:2.2%
立憲民主党:4.0%
日本維新の会:5.8%
共産党:2.3%
国民民主党:1.9%
れいわ新選組:0.9%
社民党:0.4%
政治家女子48党:0.2%
参政党:1.0%
内閣改造が9/13に予定され、いよいよ解散かという観測もあります。
ということで本日は、閣僚・党幹部人事も含め、解散の可能性を考察します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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内閣改造・党役員人事 + 年内解散の可能性
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●閣僚・党幹部人事
●刷新感を出すために?
●年内解散の可能性
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