2023/07/31 22:00 | 政局 | コメント(0)
国会議員の外遊
■ エッフェル塔前でポーズ 自民党女性局の仏研修、投稿に批判相次ぐ(7/31付朝日新聞)
自民党の女性局が行ったフランスへの研修旅行が、参加した議員達のSNSへの投稿によって批判を浴びています。
国会議員がゴールデンウィークや国会閉会中の夏休みや冬休みの間に海外視察をすることは、言わば「慣例」です。近年はその内容を巡って批判されることが多くなってきていますが、それにしてもここまで厳しく叩かれるのは滅多になかったかも知れません。
最近批判を浴びた国会議員の海外出張と言えば、去年のゴールデンウィークにウクライナに入国した立憲民主党の小熊慎司議員のことを思い出します(下記記事参照)。
■ 立憲民主党 小熊慎司氏を注意 大型連休中にウクライナ入国(22/5/10付NHK)
・「『身内に甘い』維新 + 参議院議員選挙:注目選挙区(3)福島県選挙区 前編」(22/5/19)
このケースはまず、行くことの意味が全く感じられませんし、何より外務省が退避勧告を出しているエリアです。そんなところに国会議員が出かけて行って、電動キックボードを乗り回している姿をSNSに投稿したら、炎上しない訳がありません。また、通常国会の会期中であるにもかかわらず、衆議院に届けを出さず(つまり許可を得ず)に勝手に渡航しているのも問題です。何もかもがなっていない、何一つ共感出来るところがない、批判されて当然の海外出張でした。
ということで、今回は国会議員の海外出張について考察してみたいと思います。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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国会議員の外遊
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●公務か政務か
●批判される理由
●議員の資質
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