プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2023/02/25 16:30  | 政局 |  コメント(0)

国民民主の迷走


国民民主、予算案反対へ 自公との政策協議に影響も(2/24付時事通信)

国民民主党の玉木雄一郎代表が、2023年度予算案に反対する意向を明らかにしました。「賃上げに資する内容か検討した結果、不十分だと一致した」「(国民民主が目指す)子ども予算の倍増が、予算の中身からも政権与党幹部からも感じられない」からだそうです。

予算案は現在衆議院で審議中で、2/16に中央公聴会を終了し、合計の審議時間は採決の目安となる70時間を超えています。そのため、月内に衆議院を通過する見通しとなっています。玉木氏の発言は、これらの状況を踏まえたものでしょう。

去年2月、国民民主党は予算案に賛成しました。当時玉木代表は、「(岸田文雄)総理がガソリン税を一時的に引き下げる『トリガー条項』の凍結解除も検討する意向を示したため」と説明しましたが、野党が予算案に賛成するのは異例のことです(下記記事参照)。

「予算案衆議院通過と国民民主党」(22/2/25)

そのため他の野党からは批判が噴出しました。共産党の小池晃書記局長は、「事実上の与党入り、与党宣言ということになったと思う」と、突き放しまし、日本維新の会の藤田文武幹事長も、「与党入りされるのであればありえない話。国民民主党がどうされるか注視したい」と困惑を隠しませんでした。

本日は、国民民主のこの変節の背景を考察します。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

***********
国民民主の迷走
***********

●自国接近
●終わってみれば
●玉木代表自民入りの可能性

メルマガ「永田町ディープスロート」を購読するためにはご登録のお手続きが必要です。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。