2022/11/30 15:15 | 選挙 | コメント(0)
品川区長選挙再選挙 + 尼崎市長選挙
■ 和歌山県知事選 元衆議院議員の岸本周平氏 初当選(11/28付NHK)
和歌山県知事選挙が終わりました。以下がそれぞれの候補の得票数です。事前の予想通り、岸本周平氏の圧勝でした。
岸本 周平(自民・立民・国民・社民推薦)246,519票
本間 奈々(無所属) 32,292票
松坂美和子(共産党公認) 28,875票
岸本氏の得票率は、なんと80.12%です。7月の参議院議員選挙において、和歌山県選挙区で当選した鶴保庸介氏の得票率は72.06%で全国トップでしたが、それを超える大勝です。この結果に大喜びしているのは、岸本氏よりも寧ろ二階俊博氏に違いありません。
と言うのも、当初、自民党和歌山県連は独自候補を立てる意向で、世耕弘成氏が中心となって候補者選定を進め、一旦は総務官僚に決まったにもかかわらず、二階氏の巻き返しの前に歯が立たず断念を余儀なくされた経緯があるからです(下記記事参照)。
・「和歌山県知事選など」(11/26)
二階氏は、自分の後釜を狙う世耕氏に対し、「お前の好きにはさせない」という意味を込めて岸本氏の擁立を後押ししたように見えます。そのため、岸本氏の勝利は世耕氏の敗北とも言えます。世耕氏はここからどう体制を立て直していくのでしょうか。
さて、永田町は大臣の金銭疑惑が燻り続け、相変わらず野党からの追及が止みません。そもそもは疑念を持たれる閣僚達に問題があるとは言え、ターゲットは変われど、やっていることは同じなので、もううんざりしてきました。
そこで本日は、永田町から少し距離を置いて、首長選を通して見える政界周辺のあれやこれやを取り上げます。気楽に読んで頂ければと思います。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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品川区長選挙再選挙 + 尼崎市長選挙
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●品川区長選挙再選挙
●尼崎市長選挙
●維新、立民、連合の思惑
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