2022/11/19 10:45 | 政局 | コメント(0)
葉梨大臣辞任 〜辞任ドミノ再来か
■ 葉梨法相更迭、山際氏に続き岸田内閣に打撃(11/11付産経新聞)
■ 岸田内閣 「支持」33% 内閣発足後最低に 政党支持率は?(11/14付NHK)
法務大臣の仕事や死刑についての不適切発言により、葉梨康弘氏が法務大臣を辞任しました。事実上の更迭です。
今年8月に発足した第2次岸田改造内閣は、政策への理解や答弁能力を重要視して人選が進められたとされています。そのため、失言放言の類をする懸念のある大臣はいないだろうという印象を持っていました。
ところが葉梨氏は、東京都内で行われた武井俊輔氏の政治資金パーティーの場で、「法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職だ」「旧統一教会問題に抱き付かれてしまい、解決に取り組まなければならず、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」「外務省と法務省は票とお金に縁がない。法務大臣になってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」と発言したのです。
全文を読むと、大臣の仕事に誠実に取り組む姿勢は見えましたが、こうした表現はあり得ません。 ただ、葉梨氏がこのようなことを軽々に口にすることには意外感もありました。この点は本文で述べます。
8月の内閣改造後、閣僚が辞任するのは、経済再生担当大臣だった山際大志郎氏に続いて2人目です。3週間のうちに立て続けに大臣が辞任を余儀なくされるような事態に陥るのは、決してよくあることではありません。
そのせいか、葉梨氏の辞任直後の11/11-13に実施されたNHKの世論調査では、内閣支持率が先月から5ポイント下がって33%となりました。去年の発足後の最低記録を更新です。
今回は、葉梨氏の辞任が岸田内閣に及ぼす影響について解説します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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葉梨大臣辞任 〜辞任ドミノ再来か
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●政治家の習性
●とは言え意外な失言?
●やっぱりキッシー
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