2022/06/14 06:00 | 選挙 | コメント(0)
パパ活離党 + 参議院議員選挙:注目選挙区(7)静岡県選挙区
■ 自民・吉川赳議員が離党届 18歳と飲酒、政権に打撃(6/11付共同通信)
■ 「18歳女性と飲酒」報道の吉川氏、地元から議員辞職求める声・・・「国政託す気になれない」(6/13付読売新聞)
自民党の吉川赳氏が、18歳の女子大生に飲酒させ、お小遣い4万円を渡すなど「パパ活」に勤しんでいたと週刊誌に報じられました。
コメントを求められた岸田文雄総理は、「まずは本人が事実はどうなのかを説明することが大事だ」と述べました。お決まりのテンプレ回答ですが、吉川氏は岸田総理が会長を務める宏池会の所属でもあるため、キッシーの表情はかなり険しく見えました。
報道が出た翌日の深夜、吉川氏は何の説明もしないまま離党してしまいました。参議院議員選挙の日程は、6/22告示でほぼ固まっているため、もう10日を切っています。自民党としては、こんなスキャンダルを1分1秒でも長引かせる訳には行きません。離党させて、表向き「関係ない」体にしたのでしょう。
しかし、有権者はそう思ってくれるのか。実際、吉川氏の地元・静岡の有権者からは辞職を求める声も上がっているようです。自民党内も同様で、党参議院幹事長の世耕弘成氏は、6/13の党の会合で、「議員辞職を求めて行きたい」「さっさと党を出て行って貰ったが、吉川氏は比例で復活した議員。当然、自民党の議席だ」と述べています。
世耕氏が吉川氏に対して厳しいことを言う背景には、清和会や安倍晋三元総理の影がちらつく為、マイルドな派閥抗争とも取れますが、それはさておき、辞職を求める声が出るのは健全です。
「パパ活」「援助交際」などと言い換えると事の重大さが曖昧になってしまいますが、実態は「売買春」に近いものと思います。未成年に飲酒を勧めることもあってはならないことです。そうしたことに加担した人が、公職に止まり続けることに疑問を感じる人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、吉川氏のパパ活報道が与える影響を分析します。その後、参院選注目選挙区シリーズの第7回目として、吉川氏の地元である静岡県選挙区の解説します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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パパ活離党 + 参議院議員選挙:注目選挙区(7)静岡県選挙区
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●吉川 vs. 細野
●参議院静岡県選挙区
●どちらに近いのか
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