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2022/03/17 22:10  | 選挙 |  コメント(0)

石川県知事選挙結果:「立民がついた方が負ける」?


石川知事選、元文科相の馳浩氏が初当選…安倍派全面支援受け「保守系三つどもえ」の激戦制す(3/14付読売新聞)
馳浩氏の当選で体面保った安倍派、維新からは「立民がついた方が負ける」との声(3/15付読売新聞)

3/13に投開票された石川県知事選挙は、馳浩氏が当選しました。保守系3候補が激しくしのぎを削る戦いだったため、当確が出たのは深夜でした。各候補者の得票は以下の通りです。

馳  浩 196,432票
山野之義 188,450票
山田修路 172,381票
飯森博子  15,331票
岡野晴夫  3,011票
    
事前の世論調査でも、当日の出口調査でも、馳氏、山野之義氏、山田修路氏の順に数パーセンテージポイント差で並んでいました。結果的に、馳氏がその僅かなリードを守って逃げ切ったことになります。

先週、下記記事で2回に亘ってお伝えしたように、今回の石川県知事選はとても興味深い選挙でした。28年ぶりに知事が交代、その上、31年ぶりの保守分裂ということで、全国的にも大きな注目を集めました。石川県の有権者の関心はそれ以上だったことでしょう。そのため、投票率は期日前投票を含めて61.82%となり、前回2018年の39.07%を22.75ポイントも上回りました。

「石川県知事選挙 前編」(3/10)
「同 後編」(3/11)

日本維新の会は、長崎県知事選挙に次いで、推薦した候補が当選したことに気を良くし、「われわれの推薦が勝利への最後の一押しとなることはある」と発言しています。それどころか、「立民がついた方が負ける」と大口を叩いているようです。果たして、この激しいデットヒートの勝敗を分けたものは、何なのでしょうか?

今回は、保守系3候補の得票の内訳から、選挙の勝因と敗因を解説します。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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石川県知事選挙結果:「立民がついた方が負ける」?
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●石川1区(大票田・金沢市)
●石川2区(加賀地域)
●石川3区(能登地域)
●勝因と敗因
●選挙後の驚き

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