2022/02/04 06:00 | 選挙 | コメント(0)
参議院議員選挙:辻元清美氏の出馬 後編
■ 長崎知事選が告示、3人届け出(2/2付共同通信)
2/3に長崎県知事選挙が告示され、3人が立候補を届け出ました。現職の中村法道氏に新人の大石賢吾氏が挑む、事実上の一騎打ちです。
これは首長選によくある構図ですが、特筆すべきは、保守分裂選挙だということです。自民党熊本県連は大石氏を推薦していますが、県連所属の一部の国会議員と県会議員は中村知事を支援し、真っ二つに割れています。
保守分裂選挙は増加傾向にあります。特に自民党が強い「保守王国」と言われる県で起きているのが特徴的です。以下、この数年で保守が分裂した知事選の一覧です。
2019年:福井県、徳島県、島根県、福岡県
2020年:鹿児島、富山県
2021年:岐阜県、秋田県、兵庫県
最近では、下記記事で解説した兵庫県知事選も保守対決でした。自民党兵庫県連は、大阪府に出向していた元総務官僚を維新と共に推薦しました。衆議院議員選挙を控え、維新と対立関係になりたくない県連所属国会議員の意向が強く働いた結果でした。
しかし、一部の地方議員は退任する知事から後継指名を受けた副知事を支援したのです。知事選への対応を巡って県議会の自民党会派が分裂し、しこりが残りました。
・「兵庫県知事選」(21/7/21)
また、2/24に告示される石川県知事選も、保守分裂、それも3分裂になる見通しです。中央政界も巻き込む混乱ぶりで、どう収めるのか着地点が見えません。この件については回を改めて詳しく解説します。
さて今日は、辻元清美氏の参議院への鞍替えについての続きです(前編は以下の記事)。
・「参議院議員選挙:辻元清美氏の出馬 前編 + 石原慎太郎氏追悼」(2/2)
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです
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参議院議員選挙:辻元清美氏の出馬 後編
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●社民党のエース
●民主党での活躍
●立民への参加
●参院選の見通し
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