東京オリンピックが開幕しました。ここに至るまで様々なトラブルやアクシデントがありましたが、まずは無事に開会してよかったです。

開会に先立って、菅義偉総理がNBC Newsのインタビューに答えています。菅総理がアメリカのテレビ局のインタビューに応じるのは初めてです。

■ Exclusive: One-on-one with Japanese PM ahead of Tokyo Olympics（7/23付NBC Nightly News with Lester Holt）

「オリンピックには、恐らくあなたの政治生命がかかっていると思う。開催はそれに値するのか？」との記者の問いに、菅総理は「世界中の40億以上の人々がオリンピックを見る。コロナ禍の困難を乗り越えてオリンピックを見ることには価値がある」と答えています。

菅総理の理屈に従うと、今回のオリンピックは、「開催すること」自体に価値があったようです。それを深読みすると、「開催さえすれば自分への支持も上がり、衆院選も心配することはない。だから政治生命を賭けるに値する」とも取れます。

その目論見通りに内閣支持率が上がるかどうか、来月初旬のメディア各社の世論調査の結果が待たれます。

さて、その菅総理のお膝元である横浜市では、8/22投開票で市長選が行われます。8/8の告示を前に、既にカオスな様相を呈しています。なんと現段階で10人もの候補者が出馬を表明しているのです。政令市の市長選において、こんなに多くの候補者がひしめき合うのは異例だと思います。また、その中に知事経験者、国政経験者、現職の衆参議員が入り乱れるとはかつて見たことのない光景です。

※ここからはメルマガ（有料版）での解説となります。目次は以下の通りです。

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役者が出揃った？横浜市長選
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●政界出世魚
●条例大好き！実力派知事
●知事退任後は漂流
●さすが！公約も充実