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2024/11/20 23:00  | 選挙 |  コメント(0)

少数与党の悲哀 ~ 第2次石破内閣と自民党新執行部の顔ぶれ その1 大臣編 前編


第2次石破内閣の発足(11/11付首相官邸)
石破内閣支持46%、政権発足時から5ポイント下落 日経世論調査(11/17付日本経済新聞)
経済対策、自公国が合意 「103万円」引き上げ(11/20付時事通信)

11/11に第103代内閣総理大臣に選出された石破茂氏は、閣僚人事を行いました。1か月前に発足した第1次石破内閣と殆ど同じ顔ぶれですが、新たに3人の新しい大臣が加わりました。先月の衆議院議員選挙で、3人の現職大臣が議席を失ったため、入れ替えたからです。

何等かの意図を持ってのマイナーチェンジではなく、交代を余儀なくされた結果であるせいか、そもそも人気のなかった内閣が更に支持を落としているようです。

日本経済新聞社とテレビ東京が11/15-17に行った世論調査では、5ポイントも下落しました。他の報道機関による調査でも、支持率は概ね40%台前半から中盤です。不支持率も同じ程度で推移しているので、著しく不人気ではないものの、積極的に支持はされていない状態が続いています。

そのため自民・公明両党は、国民民主党が衆院選で公約に掲げた「103万円の壁」の引き上げに合意しました。尤も、どの程度の引き上げ幅になるかは今後の話し合い次第です。

これまでの自民党であれば、老獪な駆け引きを重ねて骨抜きにするか、相手の顔を立てつつ自分達も損をしないような上手い方策を編み出したのでしょう。しかし、内閣や党本部の今回の人事を見ていると、「センスがない」としか言いようのないことが多く、国民民主の言いなりに引き摺られるのではないかとさえ思います。

一体どこがどう「センスがない」のか、早速見て行きましょう。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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少数与党の悲哀 ~ 第2次石破内閣と自民党新執行部の顔ぶれ その1 大臣編 前編
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