2024/08/30 10:00 | 政局 | コメント(1)
キッシー再選断念の背景 + 自民党総裁選 ~ 顔ぶれ予想 その2
8/14に、岸田文雄総理は9月に行われる自民党の総裁選には出馬しないことを発表しました。お盆の中日の突然の表明により、休暇を切り上げて対応にあたった官僚や政治部の記者からは、「最後まで空気を読まない人だった」という怨嗟の声が聞かれました。
確かに、見ているこちらからすると、岸田総理には予測不能な言動が多く、唐突に感じることが多かったのは事実です。ざっと思いつくだけでも、2021年総裁選立候補に際しての「党の役員は1期1年連続3期まで」発言、政治倫理審査会への出席や宏池会の解散、そして2022年の8月の内閣改造などです。その直前の参議院議員選挙では大勝したものの、安倍晋三元総理の死後発覚した統一教会との関係で自民党への批判が高まると、予定を大幅に前倒ししたのです。
そのため、内閣支持率が20%台前半で推移する危険水域であるにもかかわらず、国会の会期中は「いつ(衆議院を)解散するか油断出来ない」と警戒されてました。勿論、岸田総理は当然再選を狙うだろうというのが共通認識でした。
ところが、この突然の不出馬宣言です。「自民党のスポークスパーソン」と評されることもある政治評論家の田崎史郎氏は鳥取に旅行中だったため、大慌てで東京に戻って来たというくらいですから、まさかこの時期に岸田総理が総裁選再選を断念するとは、永田町でも殆ど想定されていなかったということでしょう。
この背景には一体何があったのでしょうか。
今回はまず、総裁再選断念の背景を考察し、新たな環境下での総裁選の顔ぶれを予想します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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キッシー再選断念の背景 + 自民党総裁選 ~ 顔ぶれ予想 その2
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●負ける訳にはいかない
●再選断念のトリガー
●我も我もと
●決選投票に照準
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One comment on “キッシー再選断念の背景 + 自民党総裁選 ~ 顔ぶれ予想 その2”
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自民党の総裁選と同時に、立憲民主党の党首選もあります。野田、枝野など過去に失敗した人ばかりが出てくるのですが、どうしてなんでしょう。立憲民主党は自分たちが国民からどう見られているかがわからないのか?と不思議でなりません。あと推薦人の人数も、あの小所帯で、なんで20人としているのか、理解ができません。新陳代謝をするつもりがないのでしょうか?その辺の解説をお願いしたいと思います。