2023/05/30 18:30 | 政局 | コメント(0)
解散の行方
■ 内閣支持47%、5ポイント低下 首相長男の行動影響か 本社世論調査 広島サミット評価66%(5/28付日本経済新聞)
■ 岸田首相長男の翔太郎秘書官 来月1日付け交代へ 事実上の更迭(5/29付NHK)
日本経済新聞社とテレビ東京が5/26-28日に行った世論調査で、岸田文雄内閣の支持率が下落しました。前回4月の調査からは5ポイントのマイナスです。支持率が下がったのは、昨年12月以来5ケ月ぶりのことです。
前回のメルマガにも書いたように、支持率はある意味「水物」であるため、その上下に一喜一憂する必要ありません。ただ、昨年末から上昇に転じていたトレンドが一転ダウントレンドになっただけではなく、「支持しない」と答えた割合が4ポイントも増えたことは懸念されます。しかも、G7広島サミットによって、爆上げ(?)の兆しがあったにもかかわらずです。
これには、岸田総理の長男で秘書官を務める翔太郎氏に関する週刊誌報道が影響を与えたものと思われます。報道の仕方に偏りを感じない訳ではありませんが、翔太郎氏も総理も有権者の感覚が「わかってない」のは事実です。
翔太郎氏が総理秘書官のポストに留まり続ければ、暫くは批判を受け続けることは間違いがありません。その間にまた別の問題でも浮上しようものなら目も当てられません。これ以上の支持率の下落を避けるためには、辞めて貰うしかなかったと思います。
それにしても、支持率に翳りが見え始めた今、数週間前からまことしやかに流れ始めた6月解散説はどうなるのでしょうか。
本日は、解散の行方を考察します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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解散の行方
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●会期末の支持率
●解散封じ
●いっそのこと
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