2023/04/16 15:00 | 選挙 | コメント(0)
統一地方選挙その5 神奈川県知事選挙
■ 【詳細】岸田首相 演説先で爆発物投げ込まれる 爆発音と白煙(4/16付NHK)
昨日、和歌山市内の漁港を訪れていた岸田文雄総理に、爆発物が投げ込まれました。先週告示された衆議院和歌山1区補欠選挙の応援のためで、演説が始まる直前のことでした。
幸い岸田総理に怪我はなく、集まっていた聴衆も無事だったようですが、昨年7月の安倍晋三元総理のことが頭をよぎった方が多かったのではないでしょうか。
犯人の身柄はその場ですぐに確保されましたが、動機などはまだ不明です。総理のような要人だけではなく、この「街頭演説」というスタイルがそろそろ限界なのではないかという気もします。
とは言え、「政治は人間関係」と言われる中にあって、選挙も当然の如く人間関係が重要です。全く知らない人よりは、少しでも知っている、あるいは接点のある人に投票しようという気持ちになるのが自然です。
最近朝日新聞に掲載された記事(下記参照)の中で、小沢一郎氏は、「選挙は良い方法でバッと票が入ることなんかない。一人一人の人間関係を築き上げる以外はない。だから手間も時間もかかる。最近、若い政治家がデジタル、デジタルと言うけどね、選挙はデジタルじゃ勝てないよ。アナログだ。人間関係だ。あの人と会って話をした。握手をした。良い人だった。それが投票の基準になるんだ」と述べています。
■ 「『選挙はデジタルじゃ勝てないよ』立憲・小沢一郎氏」(4/12付朝日新聞)
しかしながら、ガーシー氏のようにドバイからのオンライン活動だけで29万票近くを得て当選した例もあり、アナログとデジタルのどちらが有効かは何とも言えません。有権者の世代によってデジタルの利活用度が異なることは明白ですし、また、候補者のSNSの使い方もまちまちです。今は双方が模索中の過渡期ということでしょう。
世の中も人の考え方も時代と共に変わります。選挙活動もそれに合わせて変わるべきではないかと思いますが、日本の選挙は殆ど変化がありません。ただ、この10年間は、従来通りの選挙のやり方にネットが加わったという感じです。
個人的には、街頭で総理を間近に見たり、話を聞く機会はなくして欲しくはありません。しかし、総理の身の安全と秤にかける事態になって欲しくもありません。非常に難しいことだと思います。
さて、本題の統一地方選挙の話に移りましょう。今回は、神奈川県知事選挙です。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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統一地方選挙その5 神奈川県知事選挙
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●「東京都知事選化」の始まり?
●選択肢がない
●「次」を巡って
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