■ 「子どもが増えれば予算が増えていく・・・木原官房副長官の発言に野党反発（2/24付読売新聞）

木原誠二官房副長官の子供関連予算についての発言に、野党が猛反発しています。

岸田文雄総理は、昨年末に「異次元の少子化対策に取り組む」と発言し、具体策が固まっていないことに対して批判を受けると、年明けの国会では「次元の異なる少子化対策」と表現を変えました。しかし、中身が詰まっていない状態には余り変化がなく、財源や規模についてもはっきりしません。

そんな中で飛び出した木原氏の発言は、「子供予算は、子供が増えればそれに応じて予算が増えていく」と、出生率の上昇に伴って、児童手当などの支給が増えることなどにより、結果的に子供関連予算が増えるとも受け取れるものでした。

結局、「異次元の少子化対策」とは何だったのか、余計にわからなくなりました。「子供を増やすために政府としてどんな施策を実行するのか」を聞きたかったのに、「子供が増えたら結果的に関連予算も増える」と言われても・・・。確かに、野党の言う通り「ヘンテコ発言だ！」と思います。

それにしても、言葉尻をとらえて与党批判に終始する野党は、失望を通り越して滑稽です。自民党に確たる少子化対策がないのは明らかなので、野党にとっては独自案で有権者にアピールするチャンスになり得る局面ですが、野党にも何もないのでしょう。だから批判に終始するわけです。

与党にも野党にも何の知恵もなくて困るのは国民です。この口先だけ何かをやるようなことを言う政治は、いい加減に終わりにして欲しいと思います。

さて、4月に行われる衆議院議員補欠選挙の立候補者の顔ぶれがぼちぼちと出揃って来ました。本日は、補選のアップデートです。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

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木原官房副長官「ヘンテコ」発言 ＋ 衆議院補欠選挙その4　候補者続報
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●千葉5区 ：派閥の論理
●和歌山1区：どっちに転んでも
●山口2区：やっぱりあの人が