2025/05/28 08:00 | インテリジェンスサロン | コメント(0)
スナック峯村の様子をお伝えします!
編集部の磯部です。
先日、オンライン懇親会「スナック峯村」の第3回が開催されました。いつもながらの大盛況で、毎度のことながら時間延長でした(笑)。
そこで今回は、参加されなかった方にもその雰囲気を味わっていただければと思い、ごく一部の内容になりますが、AIでの要約を編集したものをお届けすることにしました!
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スナック峯村の様子をお伝えします!
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今回のゲストは、ニッポン放送のアナウンサーで、「OK!Cozy up!」でおなじみの飯田浩司さんでした。前半は峯村さんと飯田さんの対談、後半は参加者からの質問などに答えるフリーディスカッションという構成で進行されました。
これまでのスナック峯村では、第1回に吉崎達彦(かんべえ)さんとJDさん、第2回に奥山真司先生とJDさんがゲストとして参加されています。
トークの中では、峯村さんが最近、飯田さんの担当する朝の報道番組「OK!Cozy up!」に呼ばれなくなったことに触れ、国際フォーラムで行われた討論イベント「有楽町サミット2025」で、各政党の幹部たちに厳しい質問を浴びせすぎたことが原因なのではないか、と冗談めかして語られました。
今回の「スナック峯村」の議論の主要なテーマとして、日米中の国際情勢が挙げられました。
第1次トランプ政権下のアメリカでは、2018年に司法省内に立ち上げられた「チャイナイニシアチブ」により、中国と繋がりがあると思われる人材がパージされ、中国語を話せるような専門家が引退に追い込まれた結果、ワシントンで中国語をつかいこなして一次情報に触れられる人がいなくなっているという現状が指摘されました。その後のバイデン政権になってもこの状況は改善されなかったとのことです。
アメリカの対中交渉姿勢については、自国のプライドが高く、中国を過小評価していた点が挙げられ、これはベトナム戦争時の「ベストアンドブライテストのワナ」と同じ構図だと峯村さんは見ています。
最近の米中交渉は、中国側ではなくアメリカ側から会談が要請され、副首相の何立峰氏が指名されたのが真相であると述べられました。この背景には、米国債市場の不安定化と、F35戦闘機や先端半導体に必要なレアアースの在庫が少なくなり、中国の供給が不可欠になったことがあると推測されています。
中国側も、アメリカのコンサル会社を利用できなくなったことで、以前よりもワシントンにおける情報収集能力が衰えているとのことです。
一方で、日米関税交渉については、本来は石破総理が訪米してトランプ氏と直談判することが、最も有効な解決策ですが、4月7日の石破=トランプ電話会談で、トランプ氏から石破氏に対して、貿易協定や安全保障についてかなりきつい口調での要求があったことで、石破氏はトップ会談には消極的になっているそうです。その結果、石破総理ではなく赤澤経済再生担当大臣に交渉を任せている状況が続いているようです。
また、赤澤大臣の3回目の訪米でも米国側のキーパーソンであるベッセント財務長官とのアポイントが取れていない状況が報告されました。
石破総理の米国債市場に関する「ギリシャよりも悪い」という不用意な発言について、これは安倍元総理が避けていたタブーに触れるものであり、国際市場を不安定化させ国益を大きく損ねる行為であると厳しく批判されました。メディアがこの発言を大きく取り上げていない点も指摘されています。
国民民主党の最近の比例候補者発表は「衝撃」であり、これが週末の世論調査にも影響を与え、党勢をさらに低下させる可能性があると述べられました。これにより、国民民主党が掘り起こした票がれいわ新選組に流れる可能性が示唆されています。
その他、国内情勢として食料問題、特に米農家の高齢化による担い手不足や、江藤農水大臣の不用意な発言などが取り上げられました。また、米中デカップリングが進む状況下で、日本の地政学的な位置を活かし、賢く振る舞うことで生き残る道があるという見方も示されました。
メディアのあり方については、インプットとアウトプットのバランスの重要性や、根拠に基づいた発言を心がけるべきであるという話がありました。
飯田アナウンサーからは、自身のラジオ番組でのエピソードや、昔の歌謡曲に関する知識などが披露されました。
フリーディスカッションの終盤では、石破政権の国家戦略の不在についても懸念が示され、国家安全保障会議が開催されるべきタイミングで開かれていないことなどが指摘されました。
ネット上などで、増税派と親中派が結果的にシンクロしているように見える現象は、中国が国民の意見が割れるテーマを選んで意見分断工作を行っている影響である可能性が言及されました。
イベントは終了予定時間を30分程延長する盛り上がりを見せ、最後に峯村さんと飯田アナウンサーから参加者への謝辞と今後の告知がありました。
いかがだったでしょうか?これはほんの一部に過ぎません。また生の峯村さんのトークの迫力をお伝えできるものではありません。ぜひ来月のスナック峯村をのぞいてみてください!
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