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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2025/10/23 13:00  | インテリジェンスサロン |  コメント(0)

スナック峯村(第8回)のご報告


編集部の磯部です。

先週(10月15日)、オンライン懇親会「スナック峯村」の第8回が開催されました。

今回は、「認知戦」をテーマに、奥山真司さんとJDさんをゲストに迎え、その脅威と日本への影響について熱い議論が交わされました。

今回も、参加されなかった方にもその雰囲気を味わっていただければと思い、ごく一部の内容になりますが、AIでの要約を編集したものをお届けいたします。

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スナック峯村(第8回)のご報告
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初めに、峯村さんから、そもそも認知戦とは何か、何が問題なのかといった定義や脅威について分かりやすい説明があり、その後、認知戦における民主主義の脆弱性、中国国内での非対称性について詳しい解説がされました。

中国が仕掛ける「制脳戦(脳みそを制する戦い)」が日本国内の分断を招くために行われていることが具体的な事例を交えて説明されました。

台湾の総統選での制脳戦は熾烈だったが、日本にとってももはや他人事ではないこと、それにもかかわらず日本政府の危機感や対策はまだ十分とはいえないことが指摘されました。

認知戦には様々なレベルでの対策が必要であるとして、政府のみならず一般の人々に対しても具体的なアドバイスを提供しました。

奥山さんからは、ご自身のSNSでの体験や認知戦に関する書籍の出版経緯、海外出張での具体的なエピソードが紹介され、エージェントとアセットの区別をすることの大切さ、認知戦に対して常に冷静でいられるような感情のコントロールの重要性などについて解説されました。

JDさんからは、AIやデータ分析を活用した認知戦の解明と対策について、グラフィック資料を用いた解説があり、日本の自前でのツール開発の必要性、AIを使って危険なナラティブやアカウントを予測・監視することや、偽情報に対するカウンターインテリジェンス(反撃)を迅速に行うことができる体制構築を早急にすべきだと提案されました。

お三方は、それぞれの専門分野の知見を披露し、認知戦への一般的な理解はまだまだという危機感から議論は白熱し、今回も充実した大延長戦のスナック峯村となりました。参加者の方からは「面白くてビールが進んで進んで」といったコメントが数多く寄せられました!

以上です。

今回もほんの一部しかお伝えできませんでしたが、少しでもこの熱気を感じ取っていただければと思います。

今回参加できなかった方は、ぜひ来月のスナック峯村をのぞいてみてください。

次回も引き続き「認知戦」をテーマに開催する予定です。どうぞお楽しみに!

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