プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2022/04/13 07:00  | 選挙 |  コメント(0)

参議院議員選挙:注目選挙区(1)山形県選挙区 ~ 自国連携か!?


岸田首相、安倍氏と会食 対露、中韓外交で「助言」(4/10付産経新聞)
安倍元首相、ハガティ米上院議員と会談(4/11付日本経済新聞)

このところ、安倍晋三元総理が「外交」の分野で活発に動いています。元々外交については一家言あり、第2次安倍内閣の外交政策は、首相官邸主導だったと言われています。

安倍氏の総理在任中の外遊は、89回(第1次8回、第2次81回)に上ります。歴代総理の海外訪問は平均して年10回以下なので、在任期間が長かったことを考慮しても、圧倒的に多いです。まさに、「地球儀を俯瞰する外交」でした。

3/14には、1月下旬に着任した駐日アメリカ大使のラーム・エマニュエル氏と会談し、ウクライナや東アジア情勢、日米同盟の強化などについて意見交換しています。

今週に入ってからは、岸田文雄総理からのお誘いで会食し、ロシア対応などについて助言したようです。また、来日中のビル・ハガティ米上院議員(共和党・テネシー州選出)らとも面会しています。

安倍氏は、「本日ハガティー上院議員元駐日大使、コーニン上院議員、カーディン上院議員が事務所にお越しになりました。ウクライナ問題と今後の世界、台湾も含めたアジアの安全保障等について議論しました。3人ともブルーバッジで拉致問題に対する支持を示してくれました」と写真付きでツイートしました。とても嬉しそうです。

ハガティ氏は、2017年8月からトランプ政権下で駐日大使を務めていました。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に勤務していた90年代にも日本に3年間駐在したことがあります。

また、テネシー州政府の経済開発担当時代には、日産自動車やブリヂストンといった日本企業の州内での投資に携わったため、知日派と称されることが多かったように思います。

2019年7月に、上院選出馬のために大使の職を辞して帰国し、2020年の中間選挙で当選を果たしました。議員になってからのハガティ氏は、保守色が濃く、知日派であるとか、対アジア政策で活発に動いているという印象は余りないように思います。

ただ、氏の母校であるヴァンダービルト大学ロースクールのHPには、BCG時代に「5つの大陸で働いた」と紹介されていて、アメリカ人の中では大変な「国際派」だと言えます。上院外交委員会にも所属しています。このあたりは、JDさんの専門分野なので、何か面白いエピソードや分析があれば是非お願いします!

一方、私が気になったのは、ハガティ氏は、安倍元総理との面会について、その当日は何も発信しなかったことです。その代わり(?)に、「カーディン議員、コーニン議員と超党派で名古屋に来ました!」と投稿しています。新幹線ホームでの撮影は、「乗り鉄」エマニュエル大使リスペクトでしょうか(笑)。

ひょっとして、面会は極秘だったのだろうか・・・と心配していたのですが、ハガティ氏は、翌4/12に安倍氏の投稿をリツイートする形で言及しています。安心しました。

アメリカでは、オミクロン株の亜種であるBA.2の感染が拡大し、首都ワシントンDCでも猛威を振るっています。ナンシー・ペロシ下院議長は、陽性が判明したため、今週後半に予定していた日本と台湾への訪問を延期しました。バイデン政権の閣僚2人も陽性となり、上下院議員やそのスタッフにもかなり広がっているようです。

予定通り来日出来たハガティ氏は、久し振りの日本を楽しんでくれたでしょうか。

さて、ここからが本題です。参議院議員選挙の各選挙区の候補者が続々と擁立されてきました。まだ構図がはっきりしない選挙区も多いのですが、これから随時、注目すべき選挙区を取り上げて行きます。

これ迄は、主として野党の候補者調整が頓挫していることを中心にお伝えして来ました。実際、ゴタゴタしているのは主として野党で、自民党は概ね余裕の体なのです。

しかし、1つだけ大荒れに荒れて、県連会合で怒号が飛び交う事態になっているところがあります。それは山形県選挙区です。

「自民の不戦敗はあり得ない」、県連会議に飛び交う怒号・・・候補擁立の見送り論浮上で(4/10付読売新聞)

ということで、本日は、山形県選挙区について解説します。

※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。

***********
参議院議員選挙:注目選挙区(1)山形県選挙区 ~ 自国連携か!?
***********

●「山形方式」の崩壊
●議席奪回のチャンス
●野党分断?

メルマガ「永田町ディープスロート」を購読するためにはご登録のお手続きが必要です。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。