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2021/07/20 00:00  | 選挙 |  コメント(0)

自民党の候補者調整 〜 派閥の代理戦争 〜(11)志帥会 vs. 平成研(北海道7区)後編


菅内閣支持29.3%、発足後最低 初の3割割れ―時事世論調査(7/16付時事通信)

最新の世論調査で、菅義偉内閣の支持率が30%を割り、昨年9月の発足以来最低となりました。自民党の政党支持率は21.4%となり、前月より下落しています。

永田町には、内閣支持率と与党第1党の支持率の合計が50%を割ると政権運営が困難になるという「青木の法則」があります。

「青木」とは、かつて「参議院のドン」と呼ばれた青木幹雄氏のこと。小渕恵三総理と森喜朗総理の内閣官房長官や、内閣総理大臣臨時代理、党参議院幹事長 、党参議院議員会長などを歴任した自民党の重鎮です。

青木氏は2010年に政界を引退し、現在は長男である一彦氏が議席を受け継いでいます。しかし、引退から10年を経た今も尚、自民党島根県連、平成研、参議院自民党に影響力があるとされています。

ここ20年を振り返ると、森内閣、第1次安倍晋三内閣、福田康夫内閣、麻生太郎内閣、鳩山由紀夫内閣、菅直人内閣、野田佳彦内閣と、発足当初に高かった支持率が次第に低下し、内閣支持率と与党第1党の支持率の合計が40~60ポイント程度にまで下がったところで退陣しています。永田町やメディアが「青木の法則」に信頼を寄せるのもむべなるかなという気がします。

内閣支持32%、過去最低目前 コロナ対応「評価せず」6割―時事世論調査(2020年8月14日付時事通信)

安倍総理が「アベノマスク」や星野源氏との勝手にコラボ動画などで評判を落とし、持病の悪化もあって退陣がささやかれ出した昨年8月の世論調査では、内閣支持率が32.7%、自民党の政党支持率が24.2%でした。合計すると56.7%なので、「青木の法則」に従うと、危険水域にあったことがわかります。

その後、安倍総理は8/28に辞意を表明しましたが、あのまま総理を続けていたら更に支持率が下がり、不本意な形で退陣に追い込まれていたかも知れません。

本メルマガで度々言及しているように、菅内閣の支持率はコロナ感染者数と連動しています。感染力が強いとされるデルタ株が拡大していることや、ワクチン接種のスピードが鈍化していることなどを考えると、この先更に支持率が下がる可能性もあると思います。

菅総理としては、東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が活躍し、自身に批判的な有権者がコロナを忘れてオリンピックで盛り上がってくれることに一縷の望みを託すしかないと言っても過言ではないでしょう。

さて、大変お待たせ致しました。今回は、いよいよ自民党の候補者調整の連載に戻ります。

※ここからはメルマガ(有料版)での解説となります。目次は以下の通りです。

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自民党の候補者調整 ~ 派閥の代理戦争 ~(11)志帥会 vs. 平成研(北海道7区)後編
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●総理への一本道、いよいよ始動
●ミニ宗男
●そろりと自民党へ
●旧北海道5区の現在
●自民党にとって貴重な「女性議員」
●派閥の子分か、かつての盟友の愛娘か

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