プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

クリーンも結構だが

後進国(新興国か?)から成田に帰ってくると、日本の清潔さにほっとした気分になる。  一方で確かにイマキュレート(完璧)なクリーンではあるが、逆に他国の無秩序な喧騒に馴れた目には、こんなに静かでクリーンで大丈夫かと疑念も出…

[ 2010/06/04 10:21 ] コメント(3)

「ハトる」とは

平気で前言を翻したり、約束を守らなかったり、知らなかったと逃げ口上を使うと、子供たちの間で「お前、鳩るな」と言われるとか。「ハトる」とは言い得て妙で大人としては言葉もない。こんな大人の姿を見せられて、この子たちはどんな子…

[ 2010/05/28 18:16 ] コメント(4)

カントリー リスク

カネは利益を求める一方で、安全、保全も求めるという性格がある。  日本ではリスクはとかく「危険な存在」として敬遠されがちだが、そのためリスクという言葉の本来の意味は単なる危険ではなく、リターンとセットとなっていることが忘…

[ 2010/05/21 18:03 ] コメント(1)

八つ当たり

 まだ民社党がそれなりに存在感を持っていたころ(かなり昔だが)同党の大物議員に、当時の無定見なバブル潰し政策に対して政治家は経済の実体を知らない困った存在だと文句を言ったところ「政治の悪口を言うのは天に唾するのと同じ、選…

[ 2010/05/14 14:48 ] コメント(6)

満州再訪

ゴールデンウィークを初めて利用して(いつもは引き篭り)旧満州へ行ってきた。混雑する時期はいつも避けるのに、今回出掛けたのは同行メンバーに凄い方々がいたからである。案の定食事のたびに中国に関して博覧強記の方々から凄い話が聞…

[ 2010/05/07 17:53 ] コメント(1)

満州再訪

ゴールデンウィークに生まれ故郷の満州に、引揚げ以来はじめて行くことにした。愛憎半ばという心境であったため、懐かしさの一方で酷い目や口惜しい目にも会い、あんなところに二度と行くものかと思っていたのだが、年月は感情を変化させ…

[ 2010/04/23 12:19 ] コメント(3)

大事の前の小事

このごろ仲間に会うと、「どうなるのですかな」が挨拶の言葉になってきた。 言うまでもなくいまの日本の迷走ぶりを心配しているのだが、そうぼやいている当人たちのかなりの人数が、民主党に投票した形跡がある。自民党にがっかりして民…

[ 2010/04/16 15:14 ] コメント(5)

ルンビニ雑記

初めてネパールに行ってきた。ヒマラヤ山脈のトレッキングは日本でもよく知られているし、友人たちの何人かは既に行っているが、今回はトレッキングではなくヒマラヤとは反対のインド国境近くにある辺鄙な小さな町、お釈迦様生誕の地とし…

[ 2010/04/09 16:02 ] コメント(4)

愛国とは

次から次へと様々な出来事が起きる時代になったためか、あのリーマンショックも遠い昔の話みたいな感じになってきた。  人間とはいつになっても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」動物なのだろう。  もはや旧聞に属するかも知れないあのリー…

[ 2010/04/02 13:57 ] コメント(4)

知恵の時代

あのマイクロソフトの創業者 ビル ゲイツ氏が今度は東芝と組んで原子力発電に挑戦するらしい。いよいよ本格的なグローバルな知恵の時代の始まりである。  これまではグローバル化とは言っても、外国で工場を作って外国で売るとか、日…

[ 2010/03/26 12:17 ] コメント(5)