2010/05/28 18:16 | 言いたい放題 | コメント(4)
「ハトる」とは
忘れっぽいのが世の常だが、どれだけ平気で嘘をつかれてきたか、もう忘れたのだろうか。
「嘘をつくな」「言い訳するな」「約束は守れ」と子供たちを叱ってみても、この基本の3つの言葉を次々と破る政治家たちが臆面もなくテレビに出てくるのだから、テレビにでるに嘘をついてもいいと考える子供が増えてくるだろう。
日本の古来から大事な言葉「みずほ」もずい分怪しくなってきた。
そんな名前の銀行や政治家は、もともと日本は何故「みずほの国」と呼ばれたかに思いを馳せて欲しいものだ。
つまらぬ言葉狩りや呼び方に拘っているうちに、日本語そのものが軽くなってしまったのではないだろうか。
「MY WORD IS BOND」と言われるように、本来言葉は重いものであり、大事に使わなければそれこそ大ごとになるのだが、前の総理は漢字の読み違いの責任を追求されたのに対し、もっと言葉の軽い現総理は何を考えて椅子に座り続けているのだろうか、頭の中を覗いてみたい。あの図太い神経があれば自分ももっと違う生き方も出来たのにと、いまさらながら不器用な自分の越し方を眺め直しているところである。
信じることの難しさ
ここまでは偉そうにご託を並べてきたが、人を信じることの難しさを改めて感じている。裏切るより裏切られる方がまだましとは思うものの、善意で応援しても必ずしもそうはならないことも多い。
何を言っているのかお判りになる方ならお判りだろうから伏せているが、自分の子供みたいな年齢だが、頭脳明晰でやる気もあると感じていた某氏を、もっと大きな人物になって欲しいと、彼の応援団に名を連ねたのだが、目の届かないところで当局の怒りを買う結果で終りそうになったことは、まことに残念である。本人は勉強熱心だし実際良く働く。
しかし頭が良すぎるのも考えもので、次々と頭が回り過ぎて結果として暴走し、自爆に近い事態に陥ってしまった。
あの才能をもっと他に生かせなかったのかと、いまだに自分の至らなさを感じているが、一方で彼のような大きな容量の人間にとって、この国は息苦しいのも事実だろう。
目立つと碌なことにならないのがこの国の困ったところである。今回は歯に衣を着せた話でうやむやに終わってしまうが眼光紙背に徹していただけば幸甚である。
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4 comments on “「ハトる」とは”
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『脚の速い馬共の蹄の音が・・余の耳に響いてくるか』
罷免ねぇ・・
自分の腹は切れないが・・女の腹は・・切れる・・
社民が連立を見切ると・・
ハト殿の猜疑心は・・高まり・・盟友の首を狙い・・始める・・
自分の命を・・守る為には・・見苦しい限りの劇を・・国民は観せられる・・ハト殿の隠れた顔が・・露わになる・・・
その「まんま」じゃないでしょうか。
「朝日る」ってあったと記憶。
「たべ」さんだったら…
「食べる」…
つまらん…
ハトに振り回されて、疲れている…
何年か前に「品格」という言葉が大流行しましたが・・・
「知ったら仕舞い」じゃないですけど、あの言葉も大流行した時点で陳腐化して・・・そのときには感銘を受けたかもしれないですけど、いまはほとんど忘れ去れてしまっていますね。
「品格」なんて実践できる人はもともとそんな流行なくても実践できているのでしょうし、流行を持て囃していただけなら、品格とは程遠いということで・・・
自分たちは責任とらないで、他の人間にはとは・・・怖い時代になってしまいました。ちょっと間違えたら、独裁まっしぐら・・・
自民党時代がよかったとは言わないですけども(だって小泉首相人気のときは胡散臭いと思ってましたから)、少なくとも責任を取らざるを得ない力関係が内部でもあったのではないでしょうか。いまは、それすらないように見えます。
でもどんな政権下でも国民は生活していかなくてはいけないのですし。。。たくましく生きられるようにがんばります!