プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

法は簡明に、ルールは厳格に

 「悪法もまた法律、それがそこにあれば守るのは当然」と、頭のいい法学部出身ならそう言うだろう。一般的な考え方なら「悪法だって所詮人間の作ったもの、時代に合わなければ変えればいいじゃないか」と考えるのだが、頭のいい人たちは…

[ 2006/08/04 00:00 ] コメント(0)

あ々 JAL

 日頃の小生を知っている人には信じられないだろうが若い頃は気弱く自信喪失気味で人見知りが激しかった。いまでも人見知りは人後に落ちない。  そのオドオドしていたころ、アメリカに日興證券から留学させて貰った。1ドル360円…

[ 2006/07/28 00:00 ] コメント(0)

ノー天気なDNAに喝!

 いまの日本には「起きて欲しくないことは起きないとする」的なDNAが沁みついてしまっているようだ。つまり何の根拠もない単なる楽観なのだがハッキリ言えば「極楽トンボ」のこと、天災にも人災にもしっかり縁が深い国であることを都…

[ 2006/07/07 00:00 ] コメント(0)

いざなぎ論議に騙されるな

 サッカーのワールドカップを見ていてつくづく感じたことは、いまも昔もこの国は大本営発表が好きで、おまけにそれを信じては裏切られる国ということである。つまり過去の失敗から何も学んでないということになる。さきの戦争では技術、…

[ 2006/06/30 00:00 ] コメント(0)

この道はいつかきた道

 「デジャブ」とは、いつかどこかで見たような、ということらしいが、最近の市場に絡む一連の騒ぎを見ていると、その昔のリクルート事件と重なって見える。  とかく一方から一方へと極端に振れる日本の国民性の、悪しき一面がまた出…

[ 2006/06/15 00:00 ] コメント(0)

三つのC

 日ごろはチャートなど参考程度にしかしていないのだが、困った時の神頼みではないがいまのような時に最も頼りになるのが、チャートの権威ワカバヤシ フォレックスの若林さんである。  若い時には邦銀の為替とレーダーとして、シン…

[ 2006/06/12 00:00 ] コメント(0)

アイ トールド ユー

 英語で「アイ トールド ユー」という言葉はあまり使わない方がいいと、その昔アメリカ人の友人から言われたことがある。  さしずめ日本語では「だから言ったじゃないの」「言わんこっちゃない」ということであり、ひどい目に会っ…

[ 2006/06/02 00:00 ] コメント(0)

落ち目の三度笠政治

 「カネと情報には国境も時差もない」時代には世界同時不況とか好況とかに、しばしば世界で同じ動きになることが多い(もっとも90年代の日本は下手くそな経済運営のため圏外に放置されたが)。  分かれていた水が同じ器に入れれば…

[ 2006/05/19 00:00 ] コメント(0)

裁量行政の復活か?

 このところとみに金融庁の姿勢が強硬になってきた。消費者金融のアイフルへの大規模な営業停止に続いて、今度は監査法人大手の中央青山にも長期の営業停止を課すらしい。法に触れる行為が罰せられるのは当然だが、それにしても矢継ぎ早…

[ 2006/05/11 00:00 ] コメント(0)

「学ぶ」と「考える」

 いまや日本の高校進学率は95%を超している。4〜50年前は40%前後だったのだから考えようでは大変な高学歴社会と言えるのだろう。多分世界一かも知れない。  その間世の中も大きく変わった。40年前は高校生だったが、当時…

[ 2006/04/28 00:00 ] コメント(0)