2023/04/12 10:45 | 選挙 | コメント(0)
統一地方選挙その2 前半戦終了 ~ 奈良県知事選挙
■ 統一地方選・前半戦 自民「堅調」、立憲「結果を見極めたい」(4/10付TBS)
■ 統一地方選挙 前半戦 維新が勢力拡大 北海道は与党が勝利(4/10付NHK)
統一地方選挙の前半戦が終わりました。
旧統一教会との関係が地方議員にまで広範囲に及んでいたことと、岸田内閣の支持率が下げ止まったとは言え低空飛行している状態にあることで、自民党が議席を減らすのではないかという懸念もありました。
実際には、現職が敗れて新人が当選するなどの「出入り」はあったものの、定員全体の過半数を確保しました。大阪を除く40の議会で第1党となり、このうち24の議会で過半数を獲得しています。
立憲民主党は7議席増やしましたが、党勢が拡大したとは言えず、低調な印象です。
一方、日本維新の会は大躍進です。選挙前の400の1.5倍となる600の議席獲得を掲げ、大阪以外の地方議会に積極的に候補者を擁立したことが奏功しました。
兵庫県議会議員選挙には、前回の12人の3倍近い30人を立てました。神戸市議会選挙でも12人から21人、京都府議会議員選挙には3人から9人、京都市議会議員選挙も6人から11人に増やしています。知事選で公認候補を擁立した奈良では、県議会議員選挙に前回の4倍の16人を擁立しました。
首都圏でも、いずれも前回の公認候補がゼロだった神奈川・埼玉の両県議選に、それぞれ28人、6人を立てました。また、現有議席のない横浜とさいたま両市議選でそれぞれ16人、7人を立てています。愛知県議選では1人から6人に増やし、前回公認候補がいなかった名古屋市議選には9人を擁立しました。
この結果、124議席を獲得するに至りました。前回の倍以上です。特筆すべきは、神奈川県議会に6議席を得たことです。地盤としている関西圏以外にも議席を得たことは、維新にとって非常に意味のあることです。また、知事選でも大金星を挙げています。
本日はまず、前半戦の総括として維新の選挙結果についてもう少し掘り下げ、続いて奈良県知事選、徳島県知事選、神奈川県知事選、大分県知事選を解説していきます。今回はまず奈良です。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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統一地方選挙その2 前半戦終了 ~ 奈良県知事選挙
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●維新躍進の影響
●奈良県知事選挙
●現職の落選
●責任転嫁
●大金星
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