プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

竹中さん、知恵と度胸がありますか

 竹中さんが経財相と金融相を兼務することとなった。 これまで何かにつけて柳沢さんと意見が異なることも多く、そのためマーケットもシナリオすら書きにくい状態にしばしば陥ったが、今回の内閣改造で司令塔がひとつになったので分り易…

[ 2002/10/10 00:00 ] コメント(0)

知恵と度胸でデフレに克とう

 「ピンチはチャンス」とはよく聞く言葉だが、実際にピンチをチャンスに変えようと考えるなら知恵と度胸が必要となる。  ただじっとしているだけでピンチが去ると考えるのは甘いだろう。 チャンスに変えるためには何故ピンチを招い…

[ 2002/10/03 00:00 ] コメント(0)

秋風とともに懐も涼しくなる秋

 日経平均の一万円割れは今回で三回目(先日一日だけ一万円を越えたから正確には四回目と言うのかもしれないが)だが、前の二回の時ほど世間に危機感が乏しいのは何故なのだろう。  狼少年ではないが、良く言えば危機馴れかも知れな…

[ 2002/08/29 00:00 ] コメント(0)

夢と志、そして勇気ある経営者を探せ

 市場経済の最も大切な基本は正直、信頼、信用である。 約束ごとは正直に守り、だから信頼されて信用もついてくるし、取引も円滑に行われる。 これは何も株式市場だけの話ではなく、全てのビジネスに共通する三大要素なのだが、何が何…

[ 2002/07/30 00:00 ] コメント(0)

市場の不合理な動きはチャンス

 かねがね正直者が報われない世の中はおかしいと感じていたが、とうとうそのひずみがウォール街で爆発してしまった。  あろうことかニューエコノミーのリーダーと目されていた企業のトップや、本来企業を監視すべき会計事務所などが…

[ 2002/07/18 00:00 ] コメント(0)

ワールドカップの教訓

 サッカーのワールドカップが終わったが、日韓両チームの大健闘は後世に偉業として残るだろう。 経済の不振に喘いでいる日本にとって、ひとときの清涼剤となったのは確かである。  日本チームは、ドーハの悲劇、フランス大会での三…

[ 2002/07/01 00:00 ] コメント(0)

経営者を買う株式投資

 景気の悪化にほのかながら底打ちの動きが出てきはじめた。 先行指数もまだ水面下ながら上昇の兆しが見える。 しかしその主な要因は円安、米景気の立ち直り、アジア経済の復調によるものである。 収益が好転している企業の多くはこれ…

[ 2002/05/23 00:00 ] コメント(0)

目に見えないステルス強気相場

 日本国債の格下げやデフレ対策の後退といった悪材料が出てきたにもかかわらず、株式市場は底固い動きを続けている。  当初はデフレ対策の名のもとに出てきた空売り規制のため、売り方が買い戻しただけで何れまた下がるという冷やや…

[ 2002/04/25 00:00 ] コメント(0)

市場は自分のためのもの

 平均的なサラリーマンが一生で稼ぐ収入は約3億円とか。  何もしなければこの範囲のなかでの人生ということになる。  しかし、もしそれ以上の人生を送りたいと考えるのなら、身近にある市場の利用を考えることだ。 市場といっ…

[ 2002/04/12 00:00 ] コメント(0)

政治家の胆試となる税制改正

 3月危機は何とか封じ込めたようだが、政策当局にとってはこれからが正念場なのだが、首相ははや楽観ムード。 油断をするとまたたちまち市場からこっぴどくやられることになるのは必至である。  2月の日経平均9,400円から、…

[ 2002/04/04 00:00 ] コメント(0)