プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

折角の株価上昇を無駄にするな、いまこそ政策転換を

 市場はいつも合理的な動きをするわけではないと当欄でも繰り返し申し上げているように、極端な方向に動いた後は必ず揺り戻しがくる。このところ東京市場も久方ぶりに上げ相場が続いているが、これは極端な弱気の結果日経平均が7,60…

[ 2003/06/13 00:00 ] コメント(0)

モヤモヤした気分を市場で晴らそう

 何となくこのモヤモヤした鬱陶しい気分を一掃出来る方法はないものだろうか。  それにはメリハリの効いた政策が一番なのだが、国会や政府の動きはいまの梅雨空に似て、むしろモヤモヤが募るばかり。なかにはいい方法も出てきている…

[ 2003/06/05 00:00 ] コメント(0)

「不」の字が多過ぎる日本

 「不」をキィワードにしていまの日本を見ると、将に「不可思議」列島と化していることがよくわかる。不思議で不快、不可解、不明、不信などたちどころに10や20はでて来るだろう。それにもかかわらず、その「不」への解決策がまるで…

[ 2003/06/02 00:00 ] コメント(0)

首相自ら「資産デフレ退治宣言」をするべき

 「りそな銀行」に公的資金が注入されることになった。 その昔「嬉しがらせて泣かせて消えた」という歌詞の演歌があったが、株価が下がる度に株価対策が叫ばれ、その都度小手先の対策が出て来て当面の危機を抑え込む。しかしその効き…

[ 2003/05/22 00:00 ] コメント(0)

鏡に化粧するより実体の改善を 真の株価対策は政策の総動員しかない

 どんな市場でも売買の自由が原則だが、日本の株式市場はどうもそうはなっていないようだ。株価が危機的水準まで下がってくると、その度に株価対策が叫ばれて、出て来る対策は売りを制限するものばかり。  つまり下がるのは売りが悪…

[ 2003/05/19 00:00 ] コメント(0)

政府は株を買い上げろ痛みの責任をとれ

 日本経済が元気だったころ、欧米の雑誌はこぞって旭日の日本を讃える一方で、如何に日本の脅威を封じ込めるかに躍起になっていた。英国の名門ケンブリッジ大学では日本語学科の人気が高く、なかでも日本経済を受講する学生が激増し、そ…

[ 2003/05/08 00:00 ] コメント(0)

危機感の欠如こそが真の危機

 このところやたらTVなどで無責任に言い放しの輩が増えてきたようだ。景気の低迷や株価の下落はイラク問題のためとか、米英は第2のベトナム戦争の泥沼にはまるとか、したり顔でコメントして世の中を迷わせた連中は、これからどんな顔…

[ 2003/04/23 00:00 ] コメント(0)

世界が不安に怯えるいまこそ日本の出番

 「株が下がるのはイラク戦争のため」と竹中金融相はしたり顔でノー天気なことを言っていたが、自分にも大きな責任があるとはついぞ気がついていないところが恐ろしい。  本来金融担当大臣なら何故株が下がるのか、市場は何を不安視…

[ 2003/04/16 00:00 ] コメント(0)

大袈裟な悲観論を排す 戦争は世界不況にはつながらない

 世界の目がイラク戦争に向いてしまったために、経済や株価の悪化も全て戦争のせいにしてしまったようだ。 竹中さんなんかは戦争こそ諸悪の根源とばかりに、自分の失政を戦争に押しつけようとしているが、戦争が本当に世界経済を泥沼に…

[ 2003/04/12 00:00 ] コメント(0)

乱世をチャンスに変えるには

 開戦直後の大方の予想とは異なり、イラク戦争は意外に長引きそうだ。  敗色濃くなればさっさと軍服を脱ぎ捨て、民間人になりすます軍隊を相手に対し、民間人の犠牲を出さずにキレイに戦争をしようとする米英軍側も、これからずい分…

[ 2003/04/03 00:00 ] コメント(0)