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日本の個人金融資産は1400兆円を超えた。この金額は全世界63億人の持つ全個人金融資産の3分の1を優に超す。 1億2千万人の日本人がこれだけの資産を持っていながら、世相は荒れ、電車は数多くの人身事故(?)で乱れ、国中に先行き不安が漂う。 かつては世界中を怖れさせたあの元気のいい日本は一体どこへ行ってしまったのだろうか。某政治家がワシントンで「アメリカ人は働かないから駄目なのだ」と高言して、アメリカ中を白けさせてから、まだ15年しか経っていないのに、何時の間にか中国や韓国からもないがしろにされる国に成り下がってしまった。 道路も郵政も大事だろう。高齢化によって国の形も変わったの…
[ 2005/04/06 00:00 ] コメント(0)
ほどだったが、流石IQ200といわれている彼女だけあって、簡潔で明快。どこかの国の大臣とは頭脳のほどがえらい違いである。 改めて米国務省のホームページで全文を読んでみたが、きっと自ら書いた文章だろう。すばらしい草稿だった。 短い時間に安全保障に関しても中国、北朝鮮などに対する米のスタンスをはっきり示していたし、もちろん今の牛肉騒ぎも触れていたが、残念なことに日本のメディアの中心は安全保障より牛肉が主で報じられていた。 安全保障の方が牛肉よりはもっとウェイトが高くてしかるべきなのに、メディアにとっては肉やライブドアの方が重要らしい。 メディアの公共性とは何かについても、こ…
[ 2005/03/25 00:00 ] コメント(0)
平成16年度から導入される予定だった外資の株券交換によるM&A自由化法案が、今回のライブドア・ニッポン放送騒ぎのために一年間凍結先送りとなった。 何ともみっともない話しである。口先ではグローバル・金融自由化そして外資導入策を小泉さん自身が叫んでいながら、実際には「面従腹背」、決まるはずのものがたちまち延期では「朝令暮改」の国と思われても仕方ないだろう。 外資による資金調達、時間外取引による株券の取得といった出来事が、今回の凍結、先送りの原因となったようだが、フリー・フェア・グローバルを標榜しているのなら、当然覚悟しておくべきことだったのではないか。時間外取引も制度として利用し…
[ 2005/03/17 00:00 ] コメント(0)
ライブドアによるニッポン放送株大量取得は、日本中をまき込んで一大狂騒曲となってしまった感がある。若いアンチャンひとりに日本中が大騒ぎしているのだから、何とも平和な国民ではある。そのためタレントなども続々とにわか株式評論家と化し、大向う受けを狙ってのコメントばかりを連発するので、ことの本質よりもエンターティメント化するのがテレビの仕事になってしまったのは困ったことである。この騒ぎのおかげで株や市場に対する理解が深まってくれればいいのだが、うっかりするとやはり株は怖いとか市場は無気味ところだ誤解されないかと心配の方が先に立つ。もし今回の買収騒ぎの主役がライブドアの堀江社長ではなく、たとえばソニーや…
[ 2005/03/08 00:00 ] コメント(0)
このところ連日ライブドアとフジTVの騒ぎがマスコミを賑わしているが、どうも本筋を外した野次馬的議論が多いのは困ったことだ。やれ時間外取引がどうの、外資ばかりが甘い汁を吸うのでは、メディアの公共性が損なわれるのではといった枝葉末節的な問題が大問題となっているが、最も大切なポイントが抜けている。 企業は上場した瞬間から社会の公器となるのであり、経営者は社会の公器である企業をお預かりし、その企業の価値を最大限に高めるのが本来の使命のはずである。 それを忘れ、前のオーナー家との支配権争い、つまりお家騒動などをやっているから、俺に任せればもっとうまく経営するとばかりにライブドアが登場したので…
[ 2005/02/28 00:00 ] コメント(0)
何とも凄い時代になったものだ。十年前には存在すらしていなかった企業が、時代の変化を敏感にキャッチし、市場の効用を最大限に利用して(大幅な株式分割など)企業の時価総額を高め、今度はそれを利用して買収に次ぐ買収を重ね、遂には日本のエスタブリッシュメントの牙城とも言えるフジTVグループに斬り込んできた。 市場の正しい認識が欠けている日本のこと、思いもかけぬ買収の提案を受けた企業側の応対は、さながら徳川末期の黒船騒ぎにも似たものがあり、如何に日本の経営者の多くはボンヤリしていたか、まるで徳川幕府の役人たちと同じような騒ぎとなっている。起きて欲しくないことは起きないと考えていたのではないだろうか。…
[ 2005/02/22 00:00 ] コメント(0)
日本の景気について政府と民間のエコノミストたちの間で大きく意見が分かれている。民間側は先行き楽観論が少ないのに対して政府の発表は強気一色。いまは休みだが何れよくなると、まるで太平洋戦争時の大本営発表さながらの強気ぶりだが果たしてそうだろうか。 確かに一時に較べれば状況は大きく好転しているが、それも民間の企業の血の滲むようなリストラや米中経済の好調によって支えられたからであり、そのため7,000円台まで下げていた株式市場も一万2千円近くまで回復してきた効果によるものである。 政府の言うように「小泉改革が効を奏して景気は着実に回復している」のなら、国民の間に先行き不安感などが漂うはずもな…
[ 2005/02/09 00:00 ] コメント(0)
日本にとっての課題を絞り込めば、五つのDで表される。 その五つとはデット(負債)、デフォールト(債務不履行)、デフレ、デレギュレーション(規制撤廃)、そしてデモグラフィ(少子高齢化)である。 日本を悩ませてきたこの五つのDのうち始めの三つについては企業や家計の血の滲むような努力や、世界経済の好調さなどによって最悪の事態からは改善されつつあるが、最後の難関が残る二つのDなのである。 なかでもデレギュレーションは本来の意味は規制撤廃のはずだが、秀才揃いの官僚やマスコミは何故か規制緩和という日本語に訳してしまい、本来の意味とはかけ離れた解釈がされている。デレギュレーションは一度ガラガラポ…
[ 2005/01/24 00:00 ] コメント(0)
いまの日本経済は、成果主義、なりふり構わぬリストラ、グローバルスタンダードといった風潮が支配的となっているが、果たしてこれで幸せなのだろうか。そこで思い起こすのがマハトマ・ガンジーの「世界に7つの罪がある」という言葉である。その7つとは -良心を伴わない楽しみ -品性を欠く知識 -献身のない祈り -博愛をともなわない科学 -原則のない政治 -道徳の欠けた商売 -労働を伴わない財産 である。 この7つを頭に入れて昨今起きている数々な出来事を見ると、ひとつのスキャンダルにこれら7つの罪のいくつもが重なって起きている姿が見えてくる。 世相が荒れてくるはず…
[ 2005/01/12 00:00 ] コメント(0)
‘04年は本当に大変な年だった。「大変」とは小生のいつも唱えているキャッチフレーズであり、もともとネアカな性格もあって大変とは大きく変わること、だからこそチャンスがある。「大変」だと叫んでいるだけではチャンスも見えないぞ、なんてうそぶき、偉大な島国の日本では大の男が些事を大変と騒ぎ過ぎではないのだろうか。本当の大変とは生命を取られそうな時にしか言うべきではないと言っていたのだが、台風だ、猛暑だ、地震だ、津波だと本当に生命にかかわる出来事が頻発したのだから、本当に大変な年になってしまった。いまの日本は拝金主義がはびこっているためか、若い兄ちゃんが書いた「世の中何でもカネ次第」「オンナもカネにつ…
[ 2004/12/29 00:00 ] コメント(0)
三原淳雄言いたい放題
略 歴 1937年 大分県出身(満州国生まれ) 1955年 県立大分舞鶴高校卒業 1959年 九州大学経済学部卒業 1959年 日興證券入社 1970年 ノースウエスタン大学経営大学院留学(企業派遣) 1971年 スイス銀行チューリッヒ支店勤務(日興證券から) 1972年 日興證券ニューヨーク支店勤務 1974年 日興證券ロスアンジェルス支店長 1976年 日興證券退社 1980年 三原淳雄事務所(株式会社 インパルス)設立 経済評論家として活動を開始する 1999年 東証ペンクラブより永年証券界の為に尽くした功績により東証ペン文化賞で表彰される 2011年 2月8日、急性肺炎のため神奈川県茅ケ崎市の病院で死去。73歳没 役 職 社団法人 日本商品投資販売業協会 理事 東海東京調査センター 理事 日本IFA協会(NPO)理事長 大阪経済大学大学院 客員教授
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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