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かねがね日本はノー天気な国だとは感じていたが、このごろその度合いがますます強まってきているようだ。 その好例を政治家と市場に見ることが出来る。国会議員とは文字通り国という名のつく議員なのだが、復党問題でも明らかなように誰も国のことなんか考えていないし、実際この大変な時に「美しい国」とかのんびりしたスローガンしか出していないのが何よりの証拠である。もともと美しかったこの国をコンクリートで固め、山の中まで役所の権限で横並びで杉を植え、そのため川からは魚が姿を消し、山で食えなくなったサルや熊が人里に出てくるようにしてしまって、何をいまさら美しい国なんて言われても失ったものがすぐ帰ってくるはずも…
[ 2006/11/24 00:00 ] コメント(0)
世界経済のフラット化が急速に進むなかで、その変化に最も遅れをとっているのが日本の政治や制度、税制だろう。 NHKの日曜討論などを見ても 全て国内をベースとした議論しかしていないし、他局も似たりよったりで「世界のなかの日本」がこれからどう世界と伍して行くかについて、やたら被害者意識ばかりが先行した議論しかしていない。 当然目先の心配ごとや懸念ばかりを優先したテーマだから、いきおい盥のなかの水をかき回すばかり、天下国家の話にはなかなかならない。 税収が足りないのならアメリカ、中国のようにもっと世界中からカネを呼び込むことを考えるべきだろう。いま日本を除く株式市場は世界中いたるところで高値…
[ 2006/11/13 00:00 ] コメント(0)
かねてより日本人は学ぶことにはやたら熱心だが、その一方で考えることはやめた民族になったのではないかと危惧していたが、こうもあちらこちらで一寸考えてみれば判りそうなのに、あまりにも考えない、つまり思慮分別にかけた出来事や発言がやたら多くなってきた。本来なら高校までは人格形成の教育が行なわれるはずなのに、教養どころか苛めが次々表面化したり、本来大切な教養を育成する授業が受験のために蔑ろにされたり、ちょっと考えたら何が最も大切なのかが、軽視されて当たり前の風潮となっている。これは何も学校の問題ばかりではない、社会人も如何なもので、相も変わらず酒を飲んで事故を起こしたり、子供を殺したり、政治家は一時…
[ 2006/11/01 00:00 ] コメント(0)
先進国で唯一、人口が増加しているアメリカではこの10月17日朝に人口が3億人になると米誌が報じていた。 始めてアメリカに行ったのが1970年時と較べてみると、この約40年でアメリカが如何に変わったか、なかなかに興味深いし、ある種の感慨すら覚えてくる。 当時のアメリカの人口は約2億人と、日本の一億人のほぼ倍、その後日本も1億2千万人まで増えたが、同時にアメリカも同じペースで増えていた。ところがここにきて様子は様変わりとなり、依然として増え続けているアメリカと、減少に転じた日本といった具合にはっきり変わっている。 人間が増えれば当然住宅が必要になる。この間アメリカの住宅戸数は6000…
[ 2006/10/17 00:00 ] コメント(0)
10月4日は語呂合わせで「投資の日」、その日を軸に証券業協会が全国で開催する講演会シリーズの仙台を担当、10月3日に行ってきた。(10月10日は東京) 平日の午後の講演会はいつものことながら大昔の中学生や女学生が中心で、ほんのこの前まで中学生だったと思われる人は少ない。 それでも高齢になって投資への関心が高まっているのはそれはそれで大変結構なことだが、本当はもっと若いうちに、出来れば中学生ごろから経済や市場について学んでいればと、我が身も含めていつも反省しきりである。 本来高齢になった時には、もう増やすことよりも、これから楽しく如何に有効に使うか、また社会の役に立てる使い道はない…
[ 2006/10/04 00:00 ] コメント(0)
このごろ地上波のテレビが変だ。ゴールデンアワーに世の中のことをチッとも判っていないようなチンピラタレントがウジャウジャ出て、人の話しをロクに聞くこともせず話しの途中で罵倒する番組が増えた。こんな番組をみて育った若者が短絡的になるわけである。 そんな低俗な番組が横行するなかで、久し振りにしっかり考えさせられるディベート番組に出会った。NHKのBSでやっている月1回のディベートである。その後ザッピングしていたら今度はTBSの自民と民主両党の議員によるディベートを見つけた。 NHKは当代一流(もどきの出演者もいたが)の専門家を揃えていて、相手の話しをまずしっかり聞き反論するというルールが守…
[ 2006/09/27 00:00 ] コメント(0)
今年も残り三ヶ月、終盤に入ってきた。 年明けはライブドア事件など波乱はあったものの、‘05年5月以来久しぶりのいい相場が続き、4月には日経平均も1万7,500円台と6年ぶりの高値を更新した。 この上昇相場をもたらしたのは米経済が2年以上にわたりインフレなき景気拡大を続け、中国も米国景気によって成長したことが大きい。 わが国経済にも小さな政府、民間主導という改革が効を奏し、企業のリストラ努力に加え米中好景気による外需の支えもあって企業業績は劇的に改善し、結果としてマクロ経済にも及びそれが市場を活性化させたという改善の好循環が見られることとなった。06年の序盤戦は極めて順調な滑り出…
[ 2006/09/19 00:00 ] コメント(0)
速いものであれから5年、2001年の8月末に、あのワールド トレード センターで食事をし、帰国してテレビをつけたらあの2つのビルが大変なことになっていた。瞬間「きっとテロだ」とアメリカの抱える問題の深刻さに胸が潰れる思いをした記憶がある。あのビルが出来上るころNYに駐在し、その後もビルの地下にあるニュージャージィからの地下鉄の駅を朝夕利用していた身としては「まさか 自分より先にあのビルが無くなるなんて」といまも信じられない気持ちである。 あのアメリカに較べたら何と日本は恵まれていることか、テロなどのリスクを考える必要も無く暮らし、我が身の不平不満ばかり言っていればいいのだから、世界一幸せ…
[ 2006/09/11 00:00 ] コメント(0)
戦後はさっぱり聞かれなくなったが、戦前の日本は「一等国」を目指しひたすら列強入りを目指した国だった。 「一等国」になりたい、一等国と呼ばれたいという願いは明治維新によって開国し、列強の圧力に絶えず晒らされていた日本の悲願でもあった。戦前生まれの子供にとっても日本が何等国なのか、大いに気になった記憶がある。 その日本がいまや経済大国となり、経済力では押しも押されもせぬ一等国であることには異論がないはずである。 GDPは500兆円の大台に達し、株式市場は約500兆円と、どこから見ても大国である。直近の資金循環統計によると、家計の持つ投信や株式の値上がり益だけでも62兆円もあるそうだから…
[ 2006/08/31 00:00 ] コメント(0)
またやってくれたか!!相も変らぬマスコミの馬鹿騒ぎ。8月15日に小泉総理が靖国神社にお参りするのは就任時の公約(国会で明言)だったではなかったのか。その公約にもかかわらずむしろこれまでは当日を避けて参拝してきたが、これまでの参拝の方が筋としては通らない。 その公約通りに首相が参拝するのかどうか、数ヶ月も前から行くとか行かないとか、TVや新聞はしきりに騒いでいたが、あの首相の人柄から考えれば最後に意地を張ることぐらいは判っていたはず。 にもかかわらず当日の朝にはテレビはほとんどの局がヘリを飛ばし、NHKにいたっては地上波はもちろん衛星放送まで使って放映している。そんな電波の無駄使いをする…
[ 2006/08/15 00:00 ] コメント(0)
三原淳雄言いたい放題
略 歴 1937年 大分県出身(満州国生まれ) 1955年 県立大分舞鶴高校卒業 1959年 九州大学経済学部卒業 1959年 日興證券入社 1970年 ノースウエスタン大学経営大学院留学(企業派遣) 1971年 スイス銀行チューリッヒ支店勤務(日興證券から) 1972年 日興證券ニューヨーク支店勤務 1974年 日興證券ロスアンジェルス支店長 1976年 日興證券退社 1980年 三原淳雄事務所(株式会社 インパルス)設立 経済評論家として活動を開始する 1999年 東証ペンクラブより永年証券界の為に尽くした功績により東証ペン文化賞で表彰される 2011年 2月8日、急性肺炎のため神奈川県茅ケ崎市の病院で死去。73歳没 役 職 社団法人 日本商品投資販売業協会 理事 東海東京調査センター 理事 日本IFA協会(NPO)理事長 大阪経済大学大学院 客員教授
ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら
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