2006/08/15 00:00 | 言いたい放題 | コメント(0)
またもマスコミが馬鹿騒ぎ
その公約通りに首相が参拝するのかどうか、数ヶ月も前から行くとか行かないとか、TVや新聞はしきりに騒いでいたが、あの首相の人柄から考えれば最後に意地を張ることぐらいは判っていたはず。
にもかかわらず当日の朝にはテレビはほとんどの局がヘリを飛ばし、NHKにいたっては地上波はもちろん衛星放送まで使って放映している。そんな電波の無駄使いをするのなら即刻無用な電波は取り上げてしまうべきであろう。高い燃料を費ってヘリまで飛ばしているあの無駄を考えれば、受信料を払いたくなくなる人が出るのは致し方あるまい。少しは省エネ、省コストを考えたらどうだ。これを無駄遣いと言う。
世の中には意見の相違があるのは当り前。だからこそ市場では売り買いが交錯し、売買が成立し適正な価格に落ち着いていくのだが、どうも日本ではいつも市場では買い方が正。M&Aなら買い手が悪みたいな一方通行的な報道のされ方になる。
またこのマスコミの煽動に乗る国民もいささか情けない。これではまるで自分で考えることを放棄しているのと同じではないか。
外国の市場には「大衆は常に間違っている。彼らは天井で買い底で売る」という格言があるが、とかく大衆は一方に偏りがちになるもの。その大衆の偏向を正すのが本来マスコミの為すべき仕事のはずなのだが、一緒になって煽っているようでは、ホリエモンを持ち上げ、その後叩き落として何の反省もしていないと言われても仕方あるまい。
そうでなくとも自分と異なる意見には耳を貸したがらないきらいの強い日本では、あっという間に世論が一変してしまう恐れがある。自分が時折出演してるから肩をもつのではないが、こんな時でも淡々として通常の番組を主体として放映しているテレビ東京の存在が、何だか頼もしく思えてくる。
首相の参拝で市場はさして動じた様子もない。やはり市場はマスコミよりは賢いところがあるのであろう。またそう信じたいものである。
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