2006/11/01 00:00 | 言いたい放題 | コメント(0)
少しは考えろ 馬鹿!!
基本的な教養が欠如しているから、民主党のトップの菅直人が、ろくな知識も教養もないまま、ただ大衆受けを狙って証券税制など20%でも30%でも、どんどんとればいい投資家は金持ちなんだからといった無責任な発言を、テレビで堂々と言ってみたりという偉大な勘違い発言が出てくる。
天下の楽園のはずの社会主義国が、どんな結末を迎えることになったのか、とうの昔に実証ずみではないか。
社会に富をもたらしてくれるのは誰か、それは企業であり、企業が経済を動かすエンジンとすれば、燃料をリスクをとって供給しているのが投資家だ。その投資家が寄り付かなくなるような資本市場を作り出せば、この国はそれこそ外国の植民地になるしかないではないか。その責任までしっかり感じて発言しているのだろうか。少なくとも私はこの無責任な場当たり的な菅発言は絶対忘れないだろう。こんな思慮に欠けた瞬間芸が流行るのも、国民が考えることを忘れているからだろう。一寸考えれば誰れが本当に国や国民のことを考えて、リスクを取って発言しているかぐらい判りそうなものだが、国民全体がみのもんたマジックに引っ掛かり、思考が停止してしまったようだ。
テレビなどの俗悪番組を批判する声はよく聞く。とくに企業のトップに近いほど不快感を持っているようだが、その企業がその俗悪番組のスポンサーになっているのだから、これなど将に漫画である。不愉快ならスポンサーを降りればよい。そうすればそんな番組はすぐなくなる。これも何も考えずに電通に丸投げしているからではないか。
そういえば経済同友会の北城会長も、証券税率20%を是認と言っていたが、これって同友会の会員会社全員の意見なのだろうか。
折角企業がせっせと増配しても、投資家の手取りが減るのでは増配のし甲斐も薄れるだろうに、これまた何も考えていないのとしか思えない。それを言うならまず配当の二重課税をどうするかが先だろう。一方で法人税率軽減をなんて言っているのでは筋が通らないのではないか。
まあ、ことほど左様にこの国はどこかネジが狂ってきた。その国の国民の民度以上の政府は持てないと、昔から相場が決まっているという言葉もある。
もう余命いくばくもないが、せめてどんな国になっていくのか、もうしばらくその馬鹿さ加減を楽しませていただこう。
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